寄せられた市民のこえ
ご意見・ご提案
令和2年7月の大水害を顧みるに、ポンプの増設のみで解決できるわけではないと考えます。ましてやポンプの完成は3,4年先のことと聞きます。毎年梅雨時の豪雨や大雨を伴う台風はやってきます。
喫緊の課題は熊本県側の上流関川から流入する雨水を少しでも減らすため、武雄市で採用されている田んぼダムの採用と熊本県側に遊水池を確保することを働きかけるべき、また三井水門を潮の干満に合わせて開閉することにより水位の調整をすべきで、民間に管理を任せるのではなく市が責任をもって管理すべきである。何より市民の財産と命がかかっているのだから。
今年、令和4年にまたしても水害が発生した。新しい2台のポンプは自動で作動したが、旧ポンプは手動であったため作動が遅れたと聞きましたが、旧ポンプも自動にできないのですか?
(令和4年11月受付)
お答えします
諏訪川につきましては、福岡県、熊本県、大牟田市、荒尾市、南関町等で構成する「南筑後圏域 流域治水協議会」を設立し、ため池や田んぼダムの有効活用や、森林保全による保水機能の確保などを含めた流域治水の推進に向けて協議を進めているところです。また、諏訪川は二級河川であり、市内域では福岡県が管理者になりますので、福岡県に三井水門の適正管理を行なうよう要望しています。
一方、三川ポンプ場には仮設ポンプを含め14台のポンプが設置されており、すべて手動で運転しております。令和4年7月5日の大雨の際も、降雨状況やポンプ場への流入量等に応じてポンプを稼働させており、運転が遅れたということはありません。
また、自動運転については、機器が古く構造上も自動化することは難しい状況です。新三川ポンプ場の供用開始は令和8年度を予定しておりますので、それまでは既設ポンプ場で適切なポンプの運転を実施し対応していきたいと考えています。
(令和4年11月 流域治水推進室
回答 TEL:0944-85-0462)