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定例市長会見 令和4年12月22日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)企業立地等の動向について

       令和4年における企業立地等の動向について報告します。



令和4年における企業立地等の動向について、報告いたします。

(以下、資料1に基づき説明)

資料1ページをお願いします。本市では、製造業をはじめ、IT関連企業や宿泊施設の誘致など、様々な分野の企業誘致を進めてまいりました。

まず、IT関連企業については、本年10月にオープンした大牟田市イノベーション創出拠点「アウレア」に、凸版印刷株式会社をはじめ、4社の企業が進出しました。更に、宿泊施設についても、ホテル業界大手のルートインジャパン株式会社の進出が決定したところです。製造業についても、大牟田物流センター内に、企業の進出が決定するほか、市内大手事業所においても新たな設備投資が発表されました。

それでは、個別の企業進出について、説明させて頂きます。資料2ページをお願いします。

IT関連企業の進出についてでございます。まず、凸版印刷株式会社の進出でございます。凸版印刷は、全国にDX開発拠点の増設を進められており、国内3拠点目となるDX開発拠点をアウレアに開設されました。現在、5名の社員が働いておられ、令和9年までには30人体制とされる予定となっております。

資料3ページをお願いします。九州トップクラスのICT企業である株式会社シティアスコムの進出でございます。

有明海沿岸地域における事業基盤の強化を図るため、研究開発・人材確保・営業の機能を担うサテライトオフィスをアウレアに開設され、10月20日より活動を開始されました。

資料4ページをお願いします。半導体メーカーの日清紡マイクロデバイス株式会社と、市内IT企業の株式会社ASKプロジェクトが連携し、アウレアへの共同進出が決定しました。高音質の音を試聴できる体験型オーディオルームやeスポーツの体験ができる施設を整備される予定となっており、令和5年1月下旬から2月上旬頃にオープン予定と伺っております。併せて、有明高専と本市を加えた4者が連携し、中高生などを対象に、電子工作やIC回路設計を体験できる機会を提供し、半導体やIC分野の人材育成に繋げる「まちなかシリコンバレープロジェクト」を実施していくこととしています。

資料5ページをお願いします。次に、宿泊施設の進出についてでございます。ルートインジャパン株式会社の本市への進出でございます。

ルートイングループにおける九州最大規模を誇る、客室数333室のホテルを計画されており、令和7年秋開業を予定されています。交流人口の拡大による地域消費の増大、地域経済の活性化につながるものと期待しているところです。

資料6ページをお願いします。製造業の新増設については、アルミ加工品製造の株式会社S・A・Wが大牟田物流センター内に工場を新設されることが決定しました。また、設備投資についてはデンカ株式会社が、大牟田工場の放熱基板材料(窒化ケイ素)の生産能力を1.5倍にすることが決定されました。

最後に、資料7ページをお願いします。過去、令和2年から3年までの状況について、併せてご説明します。この2年間で10社の新・増設が決定しており、予定を含め76名の雇用創出につながっております。

本市としましては、引き続き、産業団地などへの工場等の誘致とともに、アウレア等へのIT関連企業の誘致も進め、新しい産業の創出と、雇用の確保を図ってまいります。



(2)令和4年10大ニュースについて

      今年の本市における10大ニュースを発表します。



今年の大牟田市10大ニュースを発表いたします。(以下、資料2に基づき説明)
選定にあたりましては、記者クラブの皆さんと、私を含めた市の幹部職員が各々順位をつけ、集計の上、決定いたしました。
今年の第1位は、10月20日に旧商工会館が生まれ変わり、市が推進しているイノベーション創出促進事業の拠点となる施設「aurea(アウレア)」のオープンとなりました。若者をはじめ、さまざまな分野の人や企業が集い、新たなチャレンジでイノベーションを創出し、発信していく、新たなまちの拠点にしていきたいと考えています。
第2位は、3年ぶりの開催となった大蛇山まつりです。長引くコロナ禍により、2年間の延期や中止を経て開催されました。今年は、ウィズコロナのもと、徹底した感染対策を行うとともに、まつりのライブ配信など、多くの皆さんの協力により開催できました。まつりの開催は、まちに元気を、市民の皆様に笑顔を与えてくれました。来年に向けては、新型コロナの状況も注視しながら、開催に向けた準備を進めてまいります。
次に、第3位・4位・9位・10位には、昨年、市内で撮影され、多くの市民が協力した映画『向田理髪店』の全国公開、大牟田高校柔道部の団体戦全国初優勝、「オームリンゴ」の復活、本市出身選手のプロ野球入団など、明るいニュースが入りました。これらのニュースは、大牟田市民に勇気・感動・希望を与えてくれただけではなく、全国に大牟田市をPRすることにもつながったものと考えています。
また、第5位・6位・7位に「ホテルの進出決定」「保健センターのリニューアル」「総合体育館の建設」などが入り、第1位の「アウレア」のオープンとともに、まちの発展に向けた基盤作りが進んだ1年でもあったと思います。
さらには、4市町共同でサービスを開始した電子図書館は、子どもたちをはじめ、多くの市民の皆様に利用いただいています。
災害からの復旧・復興と新型コロナウイルス感染症の長期化という厳しい環境の中で、ここにあげられた多くの出来事は、市民の皆様、関係者の皆様のご理解とご協力により実現できたものと考えています。
改めまして、皆様に、この1年の市政に対するご理解とご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。来年が皆様にとって素晴らしい一年となることをお祈り申し上げます。



クラブからの質問

(1)来年7月に造成工事が完了する新大牟田駅前産業団地開発について

<1> 市全体のまちづくりにおける今回の開発の意義

<2>にぎわいゾーンのイメージ。他の商業エリアとのすみ分けなど

<3>今後の企業誘致のスケジュールと最新の取り組み状況



新大牟田駅周辺は、新幹線駅に隣接するとともに、九州縦貫自動車道南関ICや有明海沿岸道路大牟田北ICと近い距離にあり、交通の利便性に大変優れています。こうしたことから、そのポテンシャル(発展可能性)を活かし、新たな広域交流拠点を創出することとし、県道南関大牟田北線の南側(約8.14ha)を新大牟田駅産業団地として整備し、団地内に「賑わい交流用地」(約2.65ha)、「産業用地」(約4.45ha)を造成することとしています。

「賑わい交流用地」では、飲食店や店舗などの商業・サービス機能が充実することにより、新大牟田駅の交通結節点としての魅力を向上させ、交流人口の増加や消費拡大など、新大牟田駅周辺の賑わい創出につなげていきたいと考えています。

この団地の開発イメージについては、現在、土地開発事業者等へのヒアリングを実施しているところであり、ヒアリングを踏まえ新幹線駅にふさわしい一体的で魅力的な開発を目指していくこととしております。

また、「産業団地」につきましては、優れた交通利便性を活かした企業立地を進め、地域経済の活性化と雇用の創出を図ってまいりたいと考えています。

次に、今後のスケジュールについてです。産業用地については、令和5年2~3月に公募を開始し、5月下旬に審査委員会を経て、立地企業を決定する予定としております。

賑わい交流用地については、先ほど述べましたヒアリング結果を基に公募要項を策定し、来年度中に公募を実施していく予定にしております。

最後に、新産業団地の整備については、現在行っている造成工事を令和5年7月末までに終え、確定測量や開発完了検査後、令和6年4月までに産業団地の分譲開始を予定しております。


   

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