羽山台小学校の6年生が、空家予防の実践に向け、活発にディスカッションしました。
未来の大牟田市を担う子どもたちがSDGsの視点から空家問題に対する理解を深め、まちの一員として地域とつながり、空家予防の実践に向け自己意識を持つことを目的に、令和4年11月に羽山台小学校で出前講座を開催しました。
テーマは、「未来の大牟田まちづくり~空き家にしたくない大切な我が家~」で、講師として一般社団法人 住教育推進機構から山城京子先生と井上静夫先生をお招きして、ディスカッション型のセミナーを行いました。6年生2クラス55人が地域単位で8つのグループに分かれ、講師の質問に対しグループ内でディスカッションを行い、意見を模造紙に付箋紙で書き出してもらいました。
先生からの質問は3つ。
1.大牟田・地域の好きなところは?
2.隣の家が空き家になったらどうする?
3.未来の羽山台はどうなっていてほしい?
子ども達からは、たくさんの意見が活発に出ていました。
↓当日の様子はこちら
■ R4小学校出前講座 開催まとめ(PDF:263キロバイト)
■ 模造紙のまとめ(山城先生より提供)(PDF:175.2キロバイト)
空家予防の取組みをご家庭へ
出前講座後は、ご家族と一緒に、家の将来について考えるワークシートに取り組んでもらいました。
子ども達から出前講座の話を聞き、将来我が家を空家にしないためにどんなことができるかを一緒に考えてもらうことで、ご家族で将来の家の姿について話すよい機会になったのではないかと思います。
また、ワークシートの中では、出前講座で学んだことをもとに、子ども達に標語を考えてもらいました。子ども達の率直な言葉は、どれも心に残ります。ぜひご覧ください。
■ ワークシートまとめ(山城先生より提供)(PDF:309キロバイト)
■ 標語まとめ(PDF:277.8キロバイト)
さらには地域へ広がるように
羽山台校区は地域の方が「羽山台空家対策プロジェクト」を立ち上げ、空家対策に積極的に取り組んでいらっしゃいます。そこで、小学校出前講座の内容をまとめたビデオをプロジェクトメンバーにも見ていただきました。ビデオや標語を見たメンバーからは、「子ども達の意見は素晴らしい!」「みんながこんな気持ちをもってくれれば、きっと老朽空家はなくなるよ。」「大牟田の未来は明るい!」といった意見をいただきました♪
模造紙のまとめと標語は羽山台校区コミュニティセンターに掲示していますので、たくさんの地域の方に見てもらい、我が家の将来について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。