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定例市長会見 令和5年1月20日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)三川ポンプ場災害復旧建設工事に本格的に着手します

       和2年7月豪雨により被災した三川ポンプ場について、本格的に工事に着手しますのでお知らせします。



令和2年7月豪雨により被災した、三川ポンプ場につきましては、災害復旧事業として、隣接する樋口公園へ建替える手法で、これまで、国との協議や設計作業を進めてまいりましたが、この度、地下構造物等の土木工事の施工者が決定し、2月に本格着手する運びとなりました。

新たに建設する三川ポンプ場につきましては、みなと校区の雨水排水を目的とし、公園の現況地盤に1.3メートル盛土をしたうえで、地上3階地下1階の鉄筋コンクリート造りの構造として建設することとしております。これにより、令和2年7月豪雨のような状況下においても、施設の浸水を防ぎ、ポンプが停止することなく排水が可能となり、耐水化・耐震化を施した施設となります。

施設につきましては、口径1500ミリメートルの雨水ポンプを3台設置することとしており、これにより、被災した既存のポンプ場の排水能力である、毎分645立方メートルを、新ポンプ場では毎分825立方メートルとし、180立方メートル増強することとしております。施設の完成につきましては、令和8年度を予定しており、今後、計画的に建築工事、機械・電気工事を発注する予定です。また、三川ポンプ場の災害復旧工事につきましては、本市と災害支援協定を締結しております、地方共同法人、日本下水道事業団へ設計から発注、施工監理までを委託しております。

令和2年7月豪雨災害から、2年と半年が経過し、この間、多くの関係者の皆様方のご協力を得ながら、工事に本格的に着手することができました。この節目にあたり、来たる、2月7日に国・県等の関係者、及び地域の住民の方々等を来賓にお迎えし、起工式を執り行うこととしております。

今後は、令和2年7月豪雨災害からの、復旧・復興と、三川ポンプ場の一日も早い完成を目指し、引き続き、市職員一丸となって取り組んでまいります。


(2)市民に元気と笑顔を届ける「夢の花咲く青春祭」を開催します

       地元の高校生等やアクティブシニアが、これまでの学びの成果を発表するとともに、福岡よしもととのコラボレーションによる「九州新喜劇」を上演し、大牟田市民に元気と笑顔を届けるイベントを開催します。



地元の高校生やアクティブシニアなどの学びの成果の発表とともに、福岡よしもととのコラボレーションによる「九州新喜劇」を上演し、市民に元気と笑顔を届けるイベントを2月23日の祝日に大牟田文化会館で開催します。

このイベントは、市民との協働による実行委員会形式で開催することとしており、イベントの名称についても、事業企画に携わった高校生の皆さんに考えていただきました。高校生に加え、「生涯青春」のアクティブシニアの皆さんをイメージし、「夢の花咲く青春祭」とされました。

このイベントでは、市内の7つの高等学校と有明工業高等専門学校の皆さんが、それぞれの学校紹介やクラブ活動、各専門科の取組みの発表を行うとともに、各学校の特色が生かされた体験コーナーなども設置されます。

併せて、地元企業や連携協定締結の企業にもご協力頂き、オリジナルのライスバーガーやアイスクリームの試食、さらには、学校オリジナルの食べ物などの試食や販売も行われます。

アクティブシニアの皆さんの発表では、市内の7つの地区公民館が主催した講座の受講生やサークルの皆さんによる発表や作品展示が行われます。

さらには、吉本興業ホールディングスのご協力を頂き、「福岡よしもと」の皆さんによる九州新喜劇を上演します。

この新喜劇では、福岡よしもとの芸人さんはもちろんのこと、地元高校生の皆さんや大牟田市公式キャラクターのジャー坊なども出演し、市民参加型の楽しい劇を上演していただく予定です。

福岡よしもとの皆さんの力をお借りしながら、市民の皆様に笑顔と元気をお届けしてまいりたいと考えております。

なお、開催にあたりましては、新型コロナウイルスの感染防止策を講じるとともに、三密を避けるために各コーナーや発表の時間帯をずらすなどの対策も講じることとしております。

2月23日は、地元高校生やアクティブシニアの皆さんの活躍、さらには、福岡よしもとの皆さんとのコラボレーションをお楽しみいただきたいと思います。せび、「夢の花咲く青春祭」においでください。



クラブからの質問

(1)関市長1期目の最後の年の所感について

関市長にとって1期目の最後の年となった。この一年、どう行政運営をしていく方針か。力を入れる施策は多くあるだろうが、中でも一番力を入れる施策は何か。



任期中の最後の1年間につきましては、「災害に強いまちづくり」および「新型コロナウイルス感染症対策と地域経済の活性化」に重点的に取り組むとともに、「若者が夢をもって働くまちづくり」「子育て世代に魅力的なまちづくり」「安心して元気に暮らせるまちづくり」の3つのまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

併せて、これまで進めてまいりました取組みの中には、まだ緒に就いたばかりのものもございますことから、今後はそれぞれの取組みを、確実に成果に結びつけてまいりたいと考えております。

特に、令和5年については、次の3つの施策に重点的に取り組んでまいりたいと考えております。

まずは、令和4年度中に策定します排水対策基本計画に基づく、流域治水の観点を含めた排水対策の着実な実施です。令和2年7月豪雨等を踏まえ、災害に強いまちづくりにしっかりと取り組んでまいります。

次に、イノベーション創出拠点や新産業団地を活用した新たな企業の誘致と地域経済の活性化です。昨年のアウレアのオープンや今年造成完了予定の新産業団地を最大限活用し、産業の振興と雇用の拡大を図ってまいります。

3点目は、支援員の確保と受け皿の拡大を柱とする学童保育所の待機児童ゼロに向けた取組みの加速化です。今年4月から預かり時間について、保護者の追加負担を求めず19時まで延長することとしました。今後は、施設の充実等を図り、待機児童ゼロを目指してまいります。

そのほかにも、取り組むべき課題はございますが、残された任期中に確実に成果に結びつけられるよう全力を挙げてまいります。


(2) 新大牟田駅の利用拡大策についての実証実験について

2022年夏に新大牟田駅前で始まった市中心部とつなぐシャトルバス、乗り合いタクシー事業、タクシー初乗り料金割り引き、時間貸し駐車場料金割引の12月末までの利用者数



新大牟田駅の利用拡大に向けた実証実験につきましては、予約型乗合タクシーを8月1日から、シャトルバスについては10月1日から運行しております。また、10月1日からは新幹線を利用された方に対するタクシー初乗り料金の割引、時間貸し駐車場の100円割引きを行っております。

お尋ねのそれぞれの事業の利用者数でございますが、予約型乗合タクシーにつきましては、8月1日から12月31日の5カ月間で合計198人、1月あたり40人程度の利用となっています。

シャトルバスにつきましては、10月1日から12月31日の3カ月間で合計1,563人、1月あたり521人の利用がありました。

タクシー初乗り料金割引につきましては、10月 1日から12月31日の3カ月間で合計1,011人、 1月あたり337人の利用となっています。

時間貸し駐車場の料金割引につきましては、10月1日から12月31日の3カ月間で合計882台、 1月あたり294台の利用がありました。

新大牟田駅の乗車人数につきましては、令和3年度は1日当たり389人と公表されています。令和4年度はまだ公式の発表はされていませんが、JR九州にお聞きしましたところ、10月の乗車人数については500人を超えており、増加傾向にあると伺っております。

この実証実験は2月末で終了することから、その実績や利用者アンケート等を検証した上で、今後の効果的な利用拡大策を検討してまいりたいと考えております。


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