大牟田市”ワンヘルス”啓発イベント

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「福岡県の取り組み内容」について、福岡県ワンヘルス総合推進室の左藤室長から紹介していただきました。 | 大牟田市動物園と連携して取り組んできた「動物福祉に関する学習及び研究内容」について、大牟田中央小学校6年生の児童の皆さんから紹介していただきました。 |

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「動物たちの生活の質の向上への取組み」について、大牟田市動物園の椎原園長より紹介していただきました。 | 「災害時におけるペットの同伴避難」について、大牟田市防災危機管理室の栗原副室長より紹介していただきました。
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関市長が大牟田中央小学校の児童の皆さんと一緒に推進宣言を読み上げ、「大牟田市ワンヘルス推進宣言」を行いました。 |
新型コロナウイルス感染症をはじめ、狂犬病や鳥インフルエンザなどの人獣共通感染症は、森林伐採などに伴う生態系の変化や機構変動により、動物の感染症に対する抵抗力を保有しない人にも感染するようになったとされています。
この人獣共通感染症を予防するためには、人と動物の健康及び環境の健全性を一つと考え守っていく「ワンヘルス」の理念が世界中に広がっています。
本市においては、これまでもワンヘルスにつながる様々な取組を進めてまいりました。
大牟田市動物園は、動物が肉体的・精神的に健康で環境と調和している「動物福祉」を伝える動物園として注目され、令和3年10月に開園80周年を迎えました。
また、本市のすべての公立小・中・特別支援学校は、平成24年1月にユネスコスクールの認定を受けて10年が経過し、学校や地域の実態に合わせた特色ある「ESD(持続可能な開発のための教育)」を行っています。特に、校区内に動物園がある小学校においては、「見つけよう、広げようわたしたちのまちの宝」として動物園の取組を理解し、深める学習をすすめています。
福岡県では「福岡県ワンヘルス推進基本条例」において、人と動物の健康及び環境の健全性を一体的に守るための6つの課題への取組みの基本方針が示され、ワンヘルス推進のための施策や取組みを体型的に整理した「ワンヘルス推進行動計画」が策定されました。
本市は、ワンヘルスの理念のもと、福岡県の取組みに連携・協力し、人と動物の健康及び環境の健全性を守り、次世代に継承していくため、ワンヘルスを推進することをここに誓います。
令和5年1月29日 大牟田市長 関 好孝