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熱中症に気をつけましょう!

最終更新日:

熱中症は、近年5月から多く発生しています。特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる時期には、体が暑さに慣れていないため、例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。

  • 熱中症の正しい知識を身につけ、自分や周囲の方が熱中症にならないように気を配りましょう。

    熱中症とは・・・

熱中症は、高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温が上昇することにより発症する障害の総称です。

熱中症は、放っておくと死に至ることがありますが、予防法を知って実践することで、防ぐことができます。

また、応急処置を行うことで、重症化を回避できます。


詳しくは「熱中症環境保健マニュアル2022」をご覧ください。別ウィンドウで開きます(外部リンク)

熱中症は予防が大切

1.暑さを避けましょう

  • 感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
  • 外出時は暑い日や暑い時間帯を避け、無理のない範囲で活動を。
  • 涼しい服装を心がけ、外に出る際は日傘や帽子を活用しましょう。
  • 少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所に移動し、水分を補給する。

2.こまめに水分を補給しましょう

  • のどが渇く前に、こまめに水分を補給する(目安は1日あたり1.2リットル)。
  • たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめなどで水分とともに塩分も補給。

水分補給の目安は、1日あたり1.2リットル。400ミリリットルの水筒3本分、コップで約6杯分の量にあたります。

3.日頃から健康管理をしましょう

  • 日ごろから体温測定や健康チェックをしましょう。
  • 体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で静養を。

4.暑さに備えた体づくりをする

  • 暑くなり始めの時期から、適度に運動を。
  • 水分補給は忘れずに、無理のない範囲で行いましょう。
  • 「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度行い、身体が暑さに慣れるようにしましょう。


熱中症の発生には、その日の体調が影響します。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避けましょう。
風邪などで発熱している人や下痢などで脱水症状(※)の人、小さいこどもや高齢者、肥満の人、心肺機能や腎機能が低下している人などは熱中症を起こしやすいので、暑い場所での運動や作業を考慮する必要があります。
※脱水症状とは、発熱や下痢・おう吐、運動などによる激しい発汗などにより、体内の水分や塩分が大量に失われた状態のことです。脱水症状になると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識を失うこともあります。

高齢の方の注意点

 高齢の方は温度やのどの渇きに対する感覚が弱くなるために、暑さや体の水分不足を自覚しにくいこと、体内の水分量が減少すること、体温調節機能が低下することから、熱中症にかかる危険は高くなります。また、室内にいる場合でも、熱中症になることがあります。

のどが渇かなくてもこまめに水分補給したり、部屋の見やすい場所に温湿度計を置いて室温をこまめにチェックし、28℃前後に保つよう扇風機やクーラーを上手に使って温度調整することなどが大切です。
また、熱中症の予防や重症化の防止のためには、周囲の方々が協力して、独り暮らしの高齢の方の住まいの環境や体調を注意深く見守るなど、周りの方々も気にとめていただくことが重要です。

小さなお子さんの注意点

小さなお子さんは体温調節機能が十分発達していないため、熱中症にかかる危険は大人より高くなります。また、身長が低く、地面からの照り返しを受けるため、特に晴れた日の外出は、大人が暑いと感じる以上に暑い環境にいることになり、いっそうの注意が必要です。
お子さんには、日頃から適度な外遊びにより暑さに慣れさせ、のどの渇きに応じた適度な飲水を身につけるようにしてください。また、暑い場所に行くときは、服装選びや十分な健康観察を行い、顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には、涼しい場所で十分な休息を与えましょう。


4.症状が出たら...

では、具体的に、熱中症になるとどのような症状が現れるのでしょうか。日本救急医学会(熱中症に関する委員会)では、熱中症の症状を、重症度によってI度からIII度までの三つに区分することを推奨しています。熱中症は急速に症状が進行し、重症化しますので、軽症の段階で早めに異常に気づき、応急処置をすることが重要です。
熱中症の頭痛は一般的な頭痛と見分けることが大事!正しい対処法とは | ズキピタル

◇熱中症が疑われる人を見かけたときは

  • すぐに風通しのいい日陰やクーラーなどが効いている室内など涼しい場所へ移す
  • 衣服をゆるめたり、体に水をかけたり、またぬれタオルをあてて扇いだりするなどして、体から熱を放散させ冷やす
  • 冷たい水を与え、たくさん汗をかいた場合は、スポーツドリンクや塩あめなどにより、塩分も補給する
  • 自分の力で水分の摂取ができない場合や、意識障害が見られる場合は、症状が重くなっているため、すぐに病院に搬送する

熱中症の応急処置。まず、涼しい場所へ避難。衣服をゆるめ、保冷材などで体を冷やす。水分・塩分を補給。自力で水が飲めない、応答がおかしいときはためらわずに救急車を呼びましょう。





5.熱中症対策を十分に

◇環境省熱中症予防情報サイト

環境省では熱中症を未然に防止するため、 環境省熱中症予防情報サイトにおいて、熱中症へのかかりやすさを示す「暑さ指数(WBGT)」の情報提供が行われています。全国約840地点において、当日、翌日、翌々日の3時間毎の暑さ指数の予報値及び現在の暑さ指数の値を情報提供しており、その値によって、「危険」「厳重警戒」「警戒」「注意」「ほぼ安全」という5段階に分けることで、熱中症の注意喚起を行っています。これらの情報も活用し、暑さから身を守りましょう。

(参照)

環境省「熱中症予防情報サイト」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

◇熱中症警戒アラート

環境省と気象庁では、暑さ指数(WBGT)に基づき、熱中症の危険性が極めて高いと予測される場合に、暑さへの「気づき」を呼びかけ国民の熱中症予防行動を効果的に促す「熱中症警戒アラート」について、令和3年から全国で運用をしています。暑さ指数の予測値が都道府県内のどこかで33以上になる場合に、前日17時頃及び当日5時に対象都道府県等に対して気象庁と環境省より発表されます。
熱中症警戒アラートが発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の、適切な熱中症予防行動を積極的にとりましょう。

(参照)

気象庁「熱中症警戒アラート」別ウィンドウで開きます(外部リンク)


関連リンク

厚生労働省「熱中症関連情報」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

消防庁「熱中症情報」別ウィンドウで開きます(外部リンク)

夏期のイベントにおける熱中症対策ガイドライン2020別ウィンドウで開きます(外部リンク)

熱中症から身を守るために別ウィンドウで開きます(外部リンク)

熱中症警戒アラート発表時の予防行動別ウィンドウで開きます(外部リンク)


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