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大牟田市における住民のバス利用に関して

最終更新日:
  

寄せられた市民のこえ

 

ご意見・ご提案

 大牟田市では西鉄バス大牟田さんが路線バスを運行されています。しかしながら、市内バス停の時刻表を見てもわかる通り、非常に本数が少ないです。比較する対象として、そもそも街の規模が違うので少々間違っていると考えられますが、福岡市のようにあるとき咄嗟にバスを利用しようとしてバス停に行くとほぼ待つことなく頻繁にバスが来るのと、大牟田市のバス事情とは大差があります。同様に久留米市などと比較したときも大牟田市は圧倒的に不便です。それは利用者の減少が最も影響しているからだと考えます。元々、大牟田市は炭鉱の街として栄え、今よりもずっと人口は多く、バス利用者も多かったはずです。しかし、炭鉱の閉山もあり大牟田市の人口は最盛期から半減してしまいました。それと同時にバスの利用者も減ってしまったと考えられます。利用者が減少し、バスの運行本数が減少するとそれを不便だと感じた客が利用をやめ、利用客が少なくなったからバスの運行本数が少なくなるといった負の循環が起こってしまいます。
 そこで私は今年の1月から2月に佐賀県で実施された『さがバスまるっとフリーDAY』を大牟田市でも参考にして似たようなものを実施したら良いのではないかと考えました。この『さがバスまるっとフリーDAY』ではどこまで行っても無料となっていましたが、大牟田市で実施するのであれば「どこまで行っても50円」などに設定し直すのもありだと思います。また、無料もしくは通常よりも低額の運賃だけでは西鉄バス大牟田さんの利益に繋がりにくいと思いますから、利用者数に300円をかけた分(たとえば、その日に1万人のひとが西鉄バス大牟田を利用したら300万円を市が西鉄バス大牟田に支払う)のようにするのはどうだろうかと考えました。もし、これで大牟田市の路線バスの利用者が増えれば、(あとはバス会社が人手不足解消などを目指すなどのことを行なった上で)本数の増加、交流人口の増加、より住みやすいまちづくり、さらにはマイカー依存解消により、脱炭素化に向けた取り組みにもつながるはずです。
 今回挙げさせていただいた数字などはあくまで例です。私の意見が現実的に不可能でないとは言い切れませんが、せっかく中心市街地と新大牟田駅を連絡するバスの実証実験も行っていらっしゃいますから、ぜひこれを機にこのようなことを検討いただけると幸いです。


(令和5年5月受付)
 
 

お答えします

 本市の路線バスの利用につきましては、折からの人口減少や高齢化の進展等に加え、近年のコロナ禍の影響を受け、減少を続けています。将来に亘り地域公共交通を維持・確保していくことは、中長期を見据えたまちづくりに欠かせないことから、交通事業者等と連携しながら様々な取組みを行なっています。
 利用促進の取組としましては、路線バスを利用して観光地を訪れた方に大牟田観光プラザの物産品をプレゼントしたり、市内を発着点とする各公共交通機関(新幹線、JR、西鉄、路線バス、高速船、タクシー)によるデジタルスタンプラリー、路線バス全線に何度も乗降可能な1日バス乗り放題切符の発行などを行なっています。また、小学1~2年生を対象としたバスの乗り方教室や商業施設でのチラシ配布など普及・啓発活動も行なっているところです。
 ご提案の佐賀市の取組みですが、本市においても昨年度類似の事業を実施しており、大蛇山まつりの2日間、路線バス全線おとな100円こども無料(イオンモール線はおとなも無料)とし、まつり時の混雑緩和、駐車場不足への対応、飲酒運転の事前防止等に取り組みました。事業者側にも普段バスに乗らない方に乗車を体験いただくいい機会と捉えていただき、運行に当たっては必要経費分の負担のみで協力いただきました。
 ご提案いただいていた無料や50円での乗車、一定の利用者数を超えた場合の事業者へのインセンティブなどにつきましては、今後の利用促進策の検討に向け、参考とさせていただきます。今後とも本市の事業へのご理解、ご協力よろしくお願いします。
 
 (令和5年6月 国県道路・地域交通対策課   回答 TEL:0944-41-2783 )
 
 
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