詳しい解説を受けながら、動物福祉について考える
大牟田市動物園は「動物福祉を伝える動物園」というコンセプトのもと、動物が精神的にも肉体的にも健康であり、環境と調和できるように、日々動物たちの生活の質の向上に取り組んでいます。その様子は、大牟田市動物園のHPや公式YouTube、テレビ番組の特集等でも頻繁に伝えられています。
甘木中学校の1年生は「動物福祉」について学ぶため、大牟田市動物園とコラボレーションした学習を行いました。生徒たちは事前に、大牟田市動物園ドキュメンタリー映画「動物福祉の明日なら」を視聴し、自分なりに動物福祉について課題をもった上で、9月14日(木)、大牟田市動物園に行きました。
生徒たちは、「飼育動物の幸せな暮らしとは何か」について考えながら飼育員の話を聞いたり園内の動物たちを観察したりする中で、動物福祉の実現に向けた大牟田市動物園の取り組みの二本柱「環境エンリッチメント」と「ハズバンダリートレーニング」について、理解を深めることができたようです。
今後、生徒たちは学んだことを生かし、人と動物との関わりを含めた地球環境の課題をとらえ、まとめることになっています。