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市庁舎の早期建設について

最終更新日:
  

寄せられた市民のこえ

 

ご意見・ご提案

 私は、福岡県内の職場を転々としながら、いくつもの市等に住んだことがあります。特に飯塚市の市庁舎の素晴らしさにはびっくりしました。反面、市のホームページに掲載されている市庁舎に関する項目を見て愕然としました。
 1   一部の保存派における意見が尊重され、多くの市民(特に高齢者や身体障がい者)のことを考えていないこと。
 2   複数の案とそれに必要とされた時間と予算が莫大になること。
 3   工事着工が早くて5年後、完成は10年後になるかもしれないことを強く感じました。
 先般マイナンバーカード申請などで 市役所に行って強く感じたことですが、
 1  市役所の中が暗くて本当にわかりにくい。
 2  高齢者などにとっては不便極まりない。
 3  市役所職員の方々の多大な負担と業務の合理化に対する大きな障壁になっている。
 これでは市の職員の方がかわいそう。現在でも、高齢化率の高い大牟田市なのに、市役所が建て直され、共用開始されるのは早くても10年後。単純に考えれば大牟田市の高齢化率も著しく進みます。その間、高齢者をはじめとする多くの市民が不便を強いられること。そして繰り返しになりますが市の職員の方々の負担がますます増えることが予想されます。
 私が言いたいのは、市民の負担の軽減、市役所の方々の軽減のためにも早期に建設の着工をお願いします。今でも市役所の職員の方々はコロナ対策、マインバーカードの処理などで業務負担になっております。市役所のホームページを見てご意見を述べさせていただいておりますので、今後の市庁舎建設についてのスケジュールなどについて、当然把握しております。形式的な回答でなく、市としてどのように考えておられるか具体的な回答をお願いします。サイレントマジョリティの意見も尊重してください。


(令和5年8月受付)
   

お答えします

 市としても、現在の庁舎に対する認識や評価、また、安全で機能的な庁舎づくりを着実に進めなければならないという思いは同じです。一方で、市政全体としては、令和2年7月豪雨災害からの復旧復興や、新ごみ処理施設の建設という市民生活に直結する事業を優先する必要があります。また、大きな財政支出が同時期に重ならないようにして、市民の財政負担を抑える必要があります。さらに、昨今の庁舎整備については、市民の利便性や効率的な業務執行、整備コストの抑制はもとより、人口減少やデジタル化、脱炭素など、これまでにない未来を見据えた検討が求められており、手戻りがないよう、段階を追って市民や関係者の合意を図りながら進める必要があります。これらのことを総合的に考え、庁舎整備については令和10年度を建設着手の目標年度としたところです。
 本市の庁舎整備は、平成28年度から着手し、紆余曲折を経て、令和4年度に「新・庁舎整備に関する基本方針」を策定したことで、新たな一歩を踏み出したところです。令和5年8月現在、基本方針の次の段階となる基本構想の検討に着手しております。
 基本構想では、基本方針をベースに、大きくは「将来を見据えた庁舎の全体規模」「既存庁舎の取扱いと新庁舎の規模」「新庁舎の敷地」を決めていきます。令和5年度に様々な整備パターンや課題などを検討した上で、令和6年度に策定審議会で基本構想を定めていく予定です。
 基本構想で整備の大枠が決まると、次は、具体的な設計に向けた必要となる部屋の数や設備、予算などの細かな整備内容を整理する基本計画に進みます。
 次に基本計画で定めた整備内容を、間取りや外観といったデザインに落とし込んでいく基本設計を行います。そして、基本設計を元に詳細図を作製し、構造計算や設備計算、工事費の積算など工事発注に向けた実施設計を行います。このような段階を経て、建設工事が着手することになります。
 これらの段階は、名称や発注の方法が変わっても、作業自体を省略することはできません。また、各段階において、議会や市民はもとより、関係官庁など様々な関係者の合意を得ながら進める必要があります。
 令和10年度建設着手という基本方針に沿って、丁寧かつ迅速、着実に進めてまいたいと考えておりますので、どうぞこれからもご理解とご協力をお願いいたします。
 
 (令和5年9月 庁舎整備・組織改革推進室    回答 TEL:0944-41-2285 )
   
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