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玉川小学校 米作りに挑戦 ~古代米の収穫~

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玉川小でしかできない体験をしました!

 玉川小学校では、地域の自然や環境に関心を持ち、地域の方の努力や思いを知り、地域に対する誇りをもつ子どもを育成することを目的に、様々な体験活動を行っています。
 5年生は、通称「山下さんの田んぼ」で米作りを行っています。田んぼの所有者である山下さんは、「田んぼの会」のメンバーで、化学肥料や農薬を一切使用しない稲作に取り組んでいます。本来、稲を食害するために有害生物に指定されているジャンボタニシの生態をうまく利用することで、稲の被害を抑えつつ除草するという自然農法で、これまでも美味しいお米を作ってきました。
 6月22日の田植えから124日(約4ヶ月)が経過した10月24日(火)、5年生は緑米と赤米の稲刈り体験をしました。鎌の使い方を習った子どもたちは、ザクッザクッといい音を立てながらリズムよく稲を刈り進めました。稲を束にして干し竿にかけ、天日干しをする準備も整えました。
  • 米作りの過程を振り返る様子
  • 稲刈りをする子どもたち
  • 脱穀機を運び込む田んぼの会の方々

 次に、子どもたちは、脱穀体験を行いました。事前に「田んぼの会」の方々が黒米を刈り取り、日干ししてくださっていました。70~80年も使っている脱穀機を使って慎重に脱穀し、ふるいを使って選別しました。ふるいには、茶色の籾が残りました。
  • 天日干しの様子
  • 足踏み式脱穀機で脱穀する児童
  • ふるい選別の様子

 山下さんの自宅に移動し、残った黒米の籾を籾すり機に入れて、玄米にしました。茶色の籾から黒いお米がでてくるので、子どもたちはかなり驚いていました。
  • 籾(もみ)すりの様子
  • 後片付けの様子

 最後に、香り米の精米体験を行いました。精米機に、玄米を入れると、ピカピカ光る米粒と香ばしい米ぬかが出てきました。
 短時間で、こんなにたくさんの体験をすることができたのは、「後先を考えて行動することが大事」だという教えを説き、実践してくださった「田んぼの会」の方々のおかげです。ありがとうございました。
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