卒業生が母校にて後輩のために活躍しました!
甘木中学校では、小中交流の取組の一つとして数年前から「読み聞かせ」を実施しています。担当の藤岡先生の「小学校で後輩のために読み聞かせをしませんか」という呼びかけに、たくさんの生徒が集まりました。自分たちもこれまでにたくさんの方から本の読み聞かせをしていただいた経験があるので、その恩返しがしたいというのが志願理由の一つだそうです。
10月18日(水)の放課後、生徒たちは、読書ボランティアとしてご活躍の笹井葉子さんから読み聞かせのポイントなどを教えていただきました。絵本の持ち方やページの開き方、本の選び方、紙面の見せ方、子どもたちの心のほぐし方などたくさんのことを学んだ生徒たちは、その後も時間を見つけて練習に励みました。
10月25日(水)手鎌小学校には22名の生徒が参加し、それぞれ担当のクラスに向かいました。先輩の来校を心待ちにしていた児童は、キラキラとしたまなざしで中学生を見つめ、目と耳と心でしっかりと話を聞くことができました。6年生の教室では、読み聞かせの後、中学生への質問タイムもあり、学校生活や勉強の仕方などに関する質問に丁寧に答える中学生の姿が見られました。

2年生の教室にて

4年生の教室にて

6年生の教室にて

読み聞かせの後「中学生への質問タイム」
手鎌小学校では、この日と12月12日(火)に実施し、倉永小学校では10月31日(火)と12月15日(金)に実施する予定です。これらの交流をとおして、甘木中学校区全体がさらに心豊かで思いやりのある地域になることと思います。