令和5年度 大牟田市総合防災訓練を開催しました 最終更新日:2023年11月6日 印刷 令和5年度 大牟田市総合防災訓練を開催しました 10月29日(日)にイオンモール大牟田において、防災機関との連携強化や市民の防災意識の高揚を目指し、令和5年度大牟田市総合防災訓練を開催しました。多くの防災関係機関にご協力いただき、無事に訓練を終えることができました。天候にも恵まれ、たくさんの市民の皆様にもご来場いただきました。 訓練では、消防や自衛隊、防災関係機関などが連携し、実践的な訓練を行いました。また、展示・体験コーナーでは警察や自衛隊をはじめとした車両展示や防災グッズの展示、水消火器体験や煙体験テント、重機(ミニショベル)の操作体験など、防災について楽しく学べる催しを実施しました。イオンモール内各店舗においても、防災グッズの紹介や防災に関するワークショップイベントなどが行われました。 〈 訓練想定 〉地震・津波島原半島付近の雲仙断層群南東部を震源地とするマグニチュード7.1の地震が発生。市内においては最大震度6強を観測。有明海沿岸部に津波警報が発表される。訓練風景地震による火災発生に伴い消防団が消火活動を行いました。(放水訓練)自衛隊による倒壊家屋内に取り残された要救助者の救出訓練。屋根の一部を破壊し、家屋内に侵入し救出しました。(救出救護訓練)消防本部による要救助者の救出訓練。屋上に取り残された従業員をはしご車を用いて救出しました。(救出救護訓練) 医療関係機関による救護訓練。傷病者の緊急度や重症度に応じて、適切な処置や搬送を行いました。(救出救護訓練)福岡県警察ヘリによる偵察訓練。上空を旋回し、被害状況、被害箇所の調査、交通状況の調査を行いました。(被害状況上空調査訓練)大牟田ガス(株)によるライフライン復旧訓練。被害を受けたガス管の応急処置と、供給停止した施設へガスの供給再開を行いました。(ガス供給訓練) 展示・体験コーナー風景大牟田警察署によるパトカーの車両展示。乗車体験や写真撮影、車両に装備されている音声機器の体験などができました。九州電力送配電(株)によるスポットバズーカー(強力スポットエアコン)の展示。災害時の電力復旧活動の紹介もありました。(株)アクティオによる重機の操作体験。ミニショベルを操作し、ボールすくいを行いました。 水の入った消火器を使って実際の火を消す体験をすることで、消火器の取り扱い方法を学ぶことができました。人体に無害な煙をスモークマシンを使用しテント内に充満させることで、火災時における煙の怖さと避難方法を体験できました。イオンホールでは床下対応講習会などが行われました。被災時に必要な記録写真や罹災証明等の手続きと浸水被害の際の床下点検の必要性について学ぶことができました。 今年は47の防災関係機関にご協力いただきました。災害はいつ起こるかわかりません。今後も更なる連携強化・防災力の向上を図っていきます!