ふるさとの学校の節目をみんなで祝いました!
大牟田市立三池小学校は、創立150周年を迎えました。明治6年に開学された御木(みき)小学と天梁(てんりょう)小学のうち、明治9年に御木小学が三池小学と改称され、明治15年に天梁小学が廃止されました。昭和22年に三池小学校と改称され、昭和27年には、2000人に及ぶ児童が通う学校規模となったため、校区を分割する形で、昭和28年には高取小学校が、昭和59年には羽山台小学校が新設されました。
三池小学校の校歌の一節に、「教えのあかり3百年」という歌詞があるとおり、その歴史の始まりは、江戸時代初期の三池藩と深い関わりがあります。三池藩庁として三池小学校の敷地に三池陣屋が築かれ、安政4年に寺子屋的な教育の場である学問所が設立され、その後、修道館と命名されました。学問への情熱にあふれたこの土地から、後世に残る人材が輩出されています。
三池小学校は、昭和初期の時代から郷土学習に取り組み、令和の現在においても「三池の歴史を学ぶ会」との連携により、三池の歴史深い建造物などをフィールドワークするなど、充実した郷土学習を展開しています。地域の方に支えていただきながら、学校愛や郷土愛が脈々と継承されています。
創立150周年事業では、11月17日(金)に学習発表会の開催、記念イベントとしてバルーン飛ばし、11月18日(土)に記念式典が行われました。記念講演では、同校卒業生の大牟田大使、道山智之さまから「ひかりのまど ー150年の記念にぼくが語ることー」と題して話をしていただきました。
《11月17日(金)学習発表会》

5年 鼓笛演奏「校歌」

6年 合唱「ふるさと」

6年 合奏「絆太鼓」の後、教頭挨拶
《11月17日(金)人文字・バルーン飛ばし》
《11月18日(土)150周年記念式典》

第40代 校長挨拶

児童代表挨拶

大牟田大使 道山さんの講演
児童が地域の歴史に誇りをもち、持続可能な社会の創り手として未来に向けて大きく羽ばたいてほしいと思います。