
子ども未来デッサン事業は、様々な職業で活躍されている方々を講師に招き、
今までの人生談や今の仕事に就いたキッカケなどのお話を聞く講座となっています。
子ども達が自分の夢や将来像を描き、その実現に向けて歩み出すキッカケと
なることを目指して講座を開催しています。
第3回『看護師』 10月7日実施

「地方独立行政法人大牟田市立病院」看護部の皆さんを講師に招き、看護師や助産師を目指したきっかけや、今の仕事への想いなどを3人の講師から子どもたちにお話いただきました。
体験コーナーでは、3つのグループに分かれて3つの内容「命を救おう!」「きれいに手を洗おう!」「お母さんになってみよう!」
命を救おう!(声かけから心臓マッサージ・AEDの操作)
きれいに手を洗おう!(6つのポーズを学んで洗った手をライトに照らして洗い癖のチェック)
お母さんになってみよう!(命の授業のビデオ上映と赤ちゃんの人形を使ったおむつ替え・抱っこの仕方)
子どもたちの質問に対する講師の回答
Q1.大牟田市立病院には男性の看護師さんは何人いらっしゃいますか?
A1.男性の看護師は28人います。看護師全体の1割程度になります。
Q2.看護師の仕事でいつも心がけていることは何ですか。
A2.いろんな職種の人たちと一緒に患者さんにとって1番いい方法を考えながら、患者さんに安心して安全な医療を受けてもらうことです。そして笑顔!!
Q3.看護師で1番大変なのは何ですか。
A3.看護師になった後も学び続けることと夜も働くことです。
Q4.もっと手をきれいにするためにどうしたらいいですか。
A4.体験で聞いたことをきちんと守ることが一番です。洗い残しがないようにね。
Q5.悲しいことはありますか。
A5.一生懸命看護してもお亡くなりになることがあります。そのような時はとても悲しいです。でも、それまでの患者さんとの関わりを忘れず、また頑張っています。
Q6.年間に何人ぐらいの赤ちゃんが生まれるんですか。
A6.大牟田市立病院は命の危険が迫ったりしているお母さんや赤ちゃんを助ける役割もあるので、周りのお医者さんと連携して緊急のお産にも対応しています。
Q7.患者さんがいないところではどんなお仕事をしていますか。
A7.薬や注射の準備、パソコンの入力、退院した患者さんの病室の片づけ、患者さんのためにいろんな職種の人たちとの話し合いなど、たくさんのことをその日のメンバーと協力しながら行っています。
第4回『警察官』 12月26日実施
令和6年度も「子ども未来デッサン」の講座を実施予定です。次のお仕事は何かな? お楽しみに♪