大牟田市トップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白
何をお探しですか?

定例市長会見 令和5年12月6日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)市長2期目に向けて



 市長就任後の4年間につきましては、新型コロナウイルス感染症や令和2年7月豪雨災害など、これまでに経験したことがない厳しい状況への対応に、全力を挙げてまいりました。一方で、こうした厳しい状況の中においても、災害に強いまちづくりをはじめ、これまでになかったイノベーション創出拠点施設の整備、新たな大型宿泊施設やAI/IT企業等の誘致、新大牟田駅産業団地や総合体育館の整備促進など、まちの将来につながる取組みを多くの市民や事業者の皆様とともに着実に進めることが出来たものと考えています。

 ただし、これらの取組みの中には、まだ緒に就いたばかりのものもあり、今後はそれぞれの取組みを確実に成果に結びつけていくことが重要であると考えております。特に、大牟田市の喫緊の課題である人口減少に対応していくためには、若者が安心して働ける雇用の場を増やし、また、子育てや教育環境を充実させていくことが必要であると考えています。

 このため、次の2期目の4年間におきましては、来春オープン予定の総合体育館「おおむたアリーナ」を活用し、延命公園を中心としたにぎわい交流エリアの創出をはじめ、官民連携まちなか再生事業による中心市街地の活性化、イノベーション創出拠点や新大牟田駅産業団地を活用したIT企業・ものづくり企業などの企業誘致、更には、流域治水の観点を含めた排水対策の着実な実施による災害につよいまちづくりなどの取り組みを進めてまいります。

 また、今年9月に制定しました本市独自の子ども・子育て応援条例に基づき、保育所・学童保育所の待機児童ゼロの実現や子ども医療費・学校給食費への支援の拡充などに取り組み、子育て世代に魅力的なまちの実現に取り組んでまいります。さらには、認知症、フレイル対策の強化や地域コミュニティの活性化、地域共生社会の実現に取組み、誰もが安心して元気に暮らせるまちづくりを進めてまいります。加えて、有明定住自立圏はもとより、有明海沿岸地域との広域連携を進め、「有明海沿岸地域のリーディングシティ」として、私たちのまち「大牟田」を更に発展させてまいりたいと考えております。

 こうしたまちづくりに積極的に取り組むことにより、市民の皆様が安心安全に生活でき、市内外の方にとって魅力的なまちを創るとともに、将来を担う子どもたちやお孫さんたちが、この豊かな大牟田で安心して仕事をしながら生活できる未来を目指してまいりたいと考えております。


(2)12月補正予算(案)における物価高騰対策等について

   物価高騰対策等、本市の令和5年度12月補正予算(案)について説明します。




 本日は、12月市議会定例会の補正予算案のうち、主な事業の概要について、ご報告いたします。
補正予算については、物価高騰の影響が続くなか、市民生活や事業者の支援を行うほか、教育環境整備やまちの活性化に向けた取組など、総額18億2千7百万円余りを提案させていただくこととしております。
具体的には、市民生活支援として低所得世帯支援のための給付金を速やかに給付するとともに、事業者支援として、物価高騰の影響を受ける保育所や農業者等に対する負担軽減のための取組を実施することとしております。
また、学力向上のための取組をはじめとした子育て・教育環境の充実や、JR銀水駅前トイレの環境整備などのまちの活性化に向けた取組などの予算を計上いたしております。
それでは、資料に基づきご説明いたします。
なお、お手元の資料では、主な事業を抜粋しているため、金額の合計が一致しないところがありますので、ご了承ください。


(3)大牟田市立夜間中学の校名案の決定について

   令和6年4月開校に向けて募集していた大牟田市立夜間中学の校名案が決定したのでお知らせします。


 来年4月の大牟田市立夜間中学の開校にあたり、本年10月13日から10月31日にかけて、校名案を募集いたしました。
短期間にもかかわらず、多くの児童生徒、市民の皆様から429点ものご応募をいただき、夜間中学の開校について高い関心と期待を持っていただているものと考えております。今回、校名案をご提案いただいた皆様に感謝申し上げます。
校名案の選考にあたりましては、地域団体から2名、PTAから1名、学校長から3名の代表の方に、教育委員会事務局長を加えた計7名にて選考委員会を組織いたしました。
 この選考委員会において、夜間中学の校名として、親しみやすさ、分かりやすさなどの観点から候補案を選考していただき、その後、教育委員会会議において、校名案を決定したところです。
 大牟田市立の夜間中学の名称は「ほしぞら分校」となります。
 この「ほしぞら」と提案いただいたのは市内公立中学校の生徒で、校名案に込められた思いとしては、「夜間なので、青空ではなく夜空がふさわしいと思った。星空のように輝く未来を探そうという目標を込めたかった。」と書き添えられています。  
私といたしましても、「ほしぞら分校」で学ぶ生徒の皆さんが、ともに学び、支え合いながら、自分達の夢や希望を語り合い、その実現に向けて夜間中学で学んでいただきたいと願っております。
今後、「誰一人取り残さない」多様な学びの機会を保障する夜間中学となるよう、教育委員会と連携しながら着実に準備を進めてまいります。


記者クラブからの質問

(1)JR銀水駅前トイレの改修について

 JR銀水駅前トイレの改修について経過・今後のスケジュール等をお尋ねしたい。




 JR銀水駅前トイレにつきましては、汲み取り式の男女共用のトイレとなっており、使いにくい状況にあったことから、平成29年5月に、市及びJR九州に対し銀水校区まちづくり協議会をはじめとする地域の方々や近隣高校及び同父母教師会より、トイレの改修について要望があったところです。市といたしましては、これまでもJR九州に対し、トイレ改修の要望を行うなど継続して協議を行ってきたところですが、現状のままとなっております。
 こうした中、本年5月に銀水校区まちづくり協議会と近隣の中学・高校、同窓会を構成団体とする「銀水SAIKO~実行委員会」が組織され、トイレの改修を目的とした募金活動に取り組まれてまいりました。
実行委員会では、10月末まで募金活動を実施され、集められた募金のうち1,000万円を、銀水駅前トイレの整備に活用してほしいとのご趣旨で市にご寄付いただいたところです。
市としましては、地域や学生さんの熱い思いをしっかり受け止め、JR九州の協力もいただきながら、駅前トイレの整備を進めてまいりたいと考えております。
 今後につきましては、12月議会に関連の補正予算を提出しており、議決後は実行委員会からのご意見もお聞きしながら基本設計に取り組んでまいりたいと考えております。また、トイレの整備につきましては、基本設計に基づき必要な予算を来年度当初予算に計上し、来年度中の完成を目指してまいりたいと考えております。
なお、整備費用は、今後精査していくことになりますが、他市の例では、3,000万円程度が必要となっております。


その他







このページに関する
お問い合わせは
(ID:18694)

重要なお知らせ

カウントダウン

注目情報

トピックス

ページの先頭へ