見えない思いを身体で表現して楽しみました!
福岡県立ももち文化センターでは、演劇やダンスの手法を使ってのワークショップを県内の小・中学校(特別支援学級等)や特別支援学校で実施しています。このワークショップでは、それぞれの発想や表現を肯定し、受け入れることでコミュニケーション能力を養い、関わりの中で生まれる表現をお互いに認め合い、みんなで楽しむことを目指しています。
12月12日(火)は、ファシリテーター役の古賀今日子さん、アシスタントの大竹謙作さん、波田光咲さん、山﨑瑞穂さんをお招きし、大牟田特別支援学校中学部において2・3年生の部と1年生の部に分かれてワークショップを実施しました。
友だちの息づかいを真似たり、誰かの動きを真似して身体を動かしたり、2人組になって声を出さずに「ナイフとフォーク」、「机と椅子」など、お題に応じた形を身体で表現したりと、生徒たちは話をよく聞いて、友だちをよく見て、演じることを楽しみました。互いの演技を見せ合う時間もあり、同じお題でもいろいろな表現の方法があることに気付くとともに、友だちの気持ちを大切にしながら動くことの楽しさを十分に感じることができたようでした。予定されていた70分のワークショップはあっという間に終わりました。担任の先生方も生徒たちと同じようにワークショップに参加することで、生徒たちのもつ新たな一面に気付いたようです。実り多き一コマとなりました。