高齢者にもスマホが普及しているが、基本的な操作方法、よく使うLINEアプリの使い方、基礎的なセキュリティ、文字入力などを知れば、もっと豊かな生活になるはずです。せっかく機器をもっていても、基本的なことが十分にできていない人がたくさんいます。国にはデジタル推進法があるはずだと思います。デジタル支援要員の研修を開いて欲しい。県がするのか市がするのかは知りませんが、助成金がでると思うので、どんどん推進して欲しい。公民館、または、スマホ店でも行われていると思いますが、もっと活発に開かれるようにしてもらいたい。私もデジタル支援要員の資格を取りたいと思っています。一応、詳しい方だと思いますが、それでも、幅広い知識と教える技術を学んで、実際に皆さんに教えていきたいと思っています。教えるときには一人では難しく、何人かのサポーターが必要で、その意味でも教える技術を持った人を増やすことが大切です。その人が教えていくかは別として、まずは教えることができる人、講習を受けた人を増やすことが大事だと思うのです。

　また、「デジタル推進委員」応募の仕方 （ニューメディア開発協会各種認定資格者対象）Ver1.01 「デジタル推進委員」に応募するためには、(1)「シニア情報生活アドバイザー」(2)「スマホ・ タブレットマスター」(3)「スマホ・タブレットアドバイザー」いずれかの資格が必要となっていますので、この資格を取るために助成をして欲しいと思います。

　近年、社会全体でデジタル化が推進されるなか、デジタル化の恩恵を受け、より豊かな生活を送るためには、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会」を実現させることが課題となっています。特に、高齢者におけるデジタルデバイド（インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差）の解消を図るためには、ご提案のとおり、高齢者がスマートフォンの使い方を学べる機会を創出することが大変重要です。

　本市におきましては、例年、地区公民館におきましてスマートフォン講座を実施し、多くの高齢者の方が受講されており、また、スマートフォンを学ぶためのサークル活動も行われています。さらに、本年度は総務省の「デジタル活用支援推進事業（地域連携型）」を活用してスマートフォン講習会を開催するなど、高齢者のための学習の場や機会の提供に努めているところです。

　ご提案いただいております「デジタル推進委員」のようなスマートフォン講座等の講師・サポート役を養成又は育成する事業や、資格取得に係る助成などは、本市では行っておりませんが、本市におきましては、“好きなこと”、“得意なこと”、“学んだ成果”を活かす生涯学習ボランティア登録派遣事業（愛称「まなばんかん」）がございます。経験や学習によって培われた知識や技能を持っている人材を「生涯学習ボランティア」として登録し、市民の皆さんの求めに応じてコーディネートを行い、地域・施設・学校等で開催される行事やイベントに派遣するものです。個人・団体登録ともに資格、登録料は不要です。令和５年６月１４日現在で、202組（85個人・117団体）の皆さんがボランティア登録され、歴史、文化、スポーツ、語学、パソコン等、多岐の分野にわたって活動されていますが、スマートフォンの使い方を教えていただける方はおりません。できましたら、本市の「まなばんかん」にご登録いただいて、高齢者の方々がより豊かな生活をおくれるよう、お力添えいただければ幸いに存じます。

　【参考】　生涯学習ボランティア登録派遣事業「まなばんかん」（以下のURLをご参照ください）

　 https://www.city.omuta.lg.jp/list00157.html

　なお、「デジタル推進委員」につきましては、「デジタル庁デジタル推進委員サポートセンター」にお問合せいただきますようお願いいたします。

　○問合せ先のメールアドレス　　support@digital-promotion-staff.jp

　○問合せ先の電話番号　　　　　0120-780-325（フリーダイヤル）　［平日 9時30分～18時15分］

　【参考】　デジタル推進委員等募集要項（以下のURLでご覧いただけます）

 　 https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1736c3a-6cc4-4d2b-89e4-

　 d83853993914/2eb45608/20231025_policies_digital_promotion_staff_guideline_01.pdf