学校、家庭、地域のつながりを
1月27日(土)、大牟田文化会館大ホールにおいて、第14回大牟田地域教育力向上推進大会が行われました。(主催:大牟田地域教育力向上推進協議会)
今年度は観客の人数制限もなく、児童生徒、学校関係者や地域住民、保護者の方々等、およそ800名が参加しました。
第1部では、4名の児童生徒が登壇し、感謝の気持ちを200字という短い文章で表した「ありがとうの感謝のことば」の発表や、「思いやり・親切」をテーマにした、橘中学校区「児童会・生徒会リーダーミーティング」の取組の紹介を行いました。続けて、令和6年度から使用される新標準服のエンブレムを考案した、宅峰中学校2年安陪さんの表彰を行いました。
本年度は、第2部として、「ユネスコスクール・SDGs/ESD 子どもサミット」を開催しました。はじめに、今年度、子どもおおむた大使に認定された田中さんが、「ユネスコスクール・ESDのまち おおむた」宣言を行いました。各市立学校は、地域の特色を生かし、地域や関係機関・団体等とのつながりを深めながら、ESD(持続可能な開発のための教育)に取り組んでおり、今年は、代表として4校の代表児童生徒が学びの成果を発表しました。たくさんの方々に各学校の特色ある取組を理解していただくことができました。
「ユネスコスクール・ESDのまちおおむた」宣言
中友小学校 5年生 取組発表
銀水小学校 4年生 取組発表
歴木中学校 1年生 取組発表
続いて、「未来へ繋ぐストーリー~SDGsで変わる大牟田の未来」の楽曲を、まこパーティーさんと天領小学校の4名の児童で披露しました。さわやかな歌詞とメロディーだけでなく、ジャー坊の登場もあって会場が大いに盛り上がりました。
最後は、大牟田大使である北川智子さんの講演でした。冒頭に、令和5年9月7日に打ち上げられたJAXAの小型月着陸実証機「スリム」が令和6年1月20日0時過ぎ、世界5カ国目、日本初の月面着陸を果たした様子のライブ配信にて、北川さんが世界に向けて同時通訳をされていたという事実を伝えられると、会場には歓声が上がりました。「みんなで学ぼう!宇宙のこと、地球のこと」と題した講演では、5名の小・中・高校生がステージに上がって太陽系の位置確認や天体の動きや動力を利用して、探査機の速度や向きを変える技術「スイングバイ」を説明するための手伝いをしたり、Q&Aで宅峰中学校や大牟田中学校の生徒が質問したりして、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。