中国出身の荒木先生に日本語で訳していただきました!
石炭採掘の技術開発などのつながりで、大牟田市と中国の大同市とは昭和56年10月に友好都市となりました。両市の友好交流が進む中、平原小学校は、昭和63年に大牟田市の小学校代表として、大同市の第十八小学校と友好学校になり、「正月」と「春節」をお祝いするプレゼントを送り合うなど、交流を続けています。
今年度も平原小学校の児童は、それぞれの学年で「正月」をお祝いするプレゼントを作成し、第十八小学校に送りました。ちょうど同じころ、市役所の総合政策課を通して、「春節」をお祝いするビデオレターが第十八小学校から届きました。そこで、2月27日(火)、中国のご出身で、高校生の頃から大牟田市に住んでいらっしゃる荒木先生をお招きし、中国や大同市のことを話していただいたり、届いたビデオレターを日本語に訳していただいたりすることになりました。
荒木先生の自己紹介の後、早速、写真や動画を使って大同市や中国の紹介をしていただきました。第十八小学校からのビデオレターから流れてくる音楽に合わせて一緒にリズムをとったり、表記された漢字から意味を考えたりする子どもの姿も見られました。また、「春節」についての習わしや長崎ランタンフェスティバルとの関連についての話を、子どもたちは身を乗り出して聞いていました。
野田校長から荒木先生の紹介
中国大同市のPR動画視聴
第十八小学校からのビデオレターについて解説
中国の子どもたちからのプレゼント紹介
最後に、荒木先生に、平原小学校から第十八小学校へのビデオレターとなる6年生の発表を聞いていただき、「石炭発祥の地である大牟田市の説明や自分たちの学校の紹介、日常生活の様子、大牟田市の魅力等についてよくまとめているが、一部、現地の通訳の人にも難しい内容になっているので工夫を」等のアドバイスを受けました。また、簡単な挨拶を中国語で教えていただきました。
児童による平原小学校の紹介
中国語で挨拶するための発音練習
野田校長は、お互いが作品を作成して交換する活動に、荒木先生のわかりやすい話が入ったことで、「言葉や習慣が違っても仲良く平和でいたい思いは同じ」、「同じ地球人としてお互いを思いやる気持ちが大切」という子どもたちの気持ちがさらに高まったと語りました。
代表児童によるお礼の言葉
授業後の集合写真