さらなる学力向上をめざして！

令和5年度 大牟田市学校教育振興事業計画 6つの重点事業の一つ、「学びに向かう力」育成推進事業の一環で、2月22日（木）、エコサンクセンターにおいて「学力向上実践報告会」（主催：大牟田市教育委員会）を開催しました。

　この報告会は、本年度の各市立小・中学校における学力向上に関する取組について報告を行うとともに、意見交換し、今後に生かすものです。各校の管理職、研修担当者、学力向上コーディネーターなどが出席し、日々の授業づくりや学力向上プランの充実を図り、学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」の実践につなげることを目的としています。

　実践報告では、白光中学校の新木教諭が「学力向上に関する大牟田市立白光中学校数学科の取組」と題して話をしました。その後、教育委員会の下地指導主事が「学力向上に係る取組の方向性」について講話し、中学校区ごとに分かれて、自校の取組等を報告し合い、実践報告及び方向性を基にした取組について協議しました。

　最後に福岡県教育庁南筑後教育事務所の永尾主幹指導主事がこの報告会の講評として、学力向上を遂げるための手立てを共通理解し、納得しながら共通実践することが大事だと話をされました。

　報告会を生かして、今後、ペア学習やグループ学習を中心に据えた授業づくりを行い、児童生徒が問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを伝え合ったりする力を身に付け、教え合い・学び合いながら全員の理解が深まるように、各学校で研修を重ねていきます。