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令和5年度子ども未来デッサンを開催しました【特別編】

最終更新日:


子ども未来デッサンとは、子ども達が将来の夢を描き、
その実現に向けて歩むキッカケを与えることを目的として、
様々な職業で活躍されている方々を講師に招き、
今までの人生談や今の仕事に就いたキッカケなどのお話を聞く講話と
職業体験ができる事業です。

今回は、特別編と題して、11月23日に中学生向けの講座を2つ開催しました!



会社経営者になるために~ITの仕事やお金の役割~

集合写真

 「株式会社シティアスコム」経営管理本部総務部長の後藤秀隆さんを講師に招き、開催しました。
 講話では、経営者になるために必要なことについて、講師の体験談をはじめ、盛りだくさんの内容をお話いただきました。

 体験では、2つの班に分かれて、グループワークを行いました。「SDGsな発想力が身につくカードゲーム『街-1(まち-わん)』」を使って、SDGsを意識しながら、楽しいまちづくりや地域活性化のアイデアを考え、発表しました。

 受講生からも「仕事だけでなく、将来なりたい自分のために今のうちからできることについても考えることができた」と大好評でした。

  • グループワークの様子
  • グループで話す様子
  • カードを使用したワークの様子
  • 講師の講話の様子
  • 講座の全景

【子どもたちの質問に対する講師の回答】

Q1.なぜ、子ども未来デッサンのような講座や取り組みをしようと思ったのですか
A1.大学の講義で講師を経験しましたので、若い人たちが自分の夢や将来像を描き、その実現に向けて歩み出すキッカケとなりたいと強く思うようになりました。若い人たちやお年寄りの方、そして地域に貢献するために、今後も私たちができることがあれば積極的に取り組みたいと思っています。

Q2.株式会社シティアスコムで働こうと思ったきっかけを教えてください
A2.これからはSTEAM(Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学))教育が、より重要になると言われています。また、世の中はDX(デジタル化等)やICT(情報通信技術)が大事な時代になっています。
シティアスコムはICTやシステムを活用して、企業がうまく経営できるよう支援する会社であり、私の金融や企業経営支援の経験や知識も生かすことができると思いました。

Q3.上の立場になる人は、いろいろな知識を身につけることが大切になると思いますが、今の私たちは、どんな知識をつけておくとよいと思いますか

A3.まずは、「やりたいこと」を見つけることが出来れば、とてもいいと思います。
好きなこと × 得意なこと × 大切にしていること、この3つが重なる部分があれば、それが「やりたいこと」なのではないでしょうか。そのためには日ごろから好奇心(何事にも興味)をもって欲しいと思います。
そのうえで、「やりたいこと」が見つかれば、さらに「深く」、そして「ひたむきに」取り組むことで、その道を究める「スペシャリスト」にもなれます。
リーダーや経営者になりたいのであれば、「社会」や「経済」の仕組みや世の中の動きを追い続け、また「数字に強く」なった方がいいと思います。
例えばですが、「特許、商標や著作権」、「マーケティング」について、少しだけでも勉強してみると面白いと思います。

Q4.ICTのスキルを学ぶ場所を教えてください
A4.まずは、プログラミングを学んではいかがでしょうか。必ずしも学校や教室に行かなくても、インターネットで調べたりYouTubeで動画を見たりして全体像をつかみましょう。
さらに今であれば、パソコンで表計算ソフト(Excelなど)の仕組みなど大まかなところが理解できるようになれば一歩リードできると思います。
これからも一緒に頑張りましょう。皆さんの益々のご活躍を心より祈っております。


Scratch×AI物体認識~中学生のためのプログラミング体験~

集合写真

 「TOPPANデジタル株式会社」DXデザイン事業部ICT開発センターサテライトオフィス戦略部福岡サテライトオフィスの唐崎浩誠さんを講師に招き、現在の仕事内容からSE(システムエンジニア)になるまでを写真や図を交えながらお話いただきました。

 体験では、2人1組で実際にパソコンを操作し、「Scratch(スクラッチ)」を使って、2人の顔を記録し、どちらの顔かシステムに認識させるシステムを作成したり、顔以外の物体を認識させたりしました。

 受講生たちは、実際にパソコンを操作しながら行った体験を通して、システムエンジニアの仕事に興味を持ち、進路の参考になったと大変好評でした。

  • 受講生同士で話しながらパソコンを操作する様子
  • 顔認証システムに顔を記録する様子
  • 2人で1台のパソコンを操作する様子
  • 講師の講話の様子
  • 講座の全景

【子どもたちの質問に対する講師の回答】

Q.エンジニアになるために必要な資格等はありますか
A.医療職免許のように必須となる資格は存在しません。
ただし、エンジニアとしての仕事をしていくためには、コンピュータやシステムに関する正しい知識が不可欠です。
実際の業務において問題を解決し、効果的なソリューションを提供するためには、実践的なスキルや経験も重要です。
エンジニアのスキルや知識を外部に示す手段として資格が活用されます。特に、情報処理技術試験がその一環です。さまざまなレベルや分野の資格が存在します。
初心者から始めるには、ITパスポート試験が適しています。
徐々に難易度の高い試験に挑戦し、スキルや知識を向上させていくことが重要です。

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