中山間地域について
中山間地域とは、河川の上流や山間地およびその周辺一帯の地域のことです。このような地域は山あいで傾斜地が多く、農業活動に不利な環境ですが、農業を通して適切に管理することで、水源かん養や治水、国土保全といった様々な機能(中山間地域の多面的機能)を発揮するため、市民の生活を守る上でも大切な地域となっています。
中山間地域直接支払制度の概要
中山間地域等直接支払制度とは、農業生産条件の不利な中山間地域等において、集落等を単位に、農用地を維持・管理していくための取り決め(集落協定)を締結し、それに従って農業生産活動等を行う場合に、面積に応じて国及び地方自治体から一定額が交付されるものです。
現在、大牟田市内の11集落が協定を締結し、農業生産活動や農地面積に応じた交付金の交付を受けています。
対象集落・農用地
本制度の対象となる集落・農用地は以下のとおりです。
(1)対象集落
中山間地域での耕作放棄防止、農道・水路の管理方法等を定めた集落協定を締結し、5年以上継続して取り組む集落。
(2)対象農用地
面積が1ha(ヘクタール)以上、かつ、農業活動に不利な傾斜した農用地。
交付金単価
交付金は対象農用地の面積および傾斜に応じて交付されます。10a(アール)あたりの主な交付単価は以下のとおりです。
●田(急傾斜地):21,000円 ●畑(急傾斜地):11,500円
田(緩傾斜地): 8,000円 畑(緩傾斜地): 3,500円
令和5年度の実施状況
大牟田市における本制度の実施状況を公表します。
・協定集落数 :11集落
・交付対象面積: 589,536㎡
・交付金額 :6,792,212円
・ 令和5年度中山間地域等直接支払交付金事業 集落別実施状況一覧(PDF:36キロバイト)
関連リンク
本制度についての詳細は農林水産省・福岡県のホームページをご参照ください。
・中山間地域等直接支払制度(農林水産省 ホームページ)(外部リンク)
・中山間地域等直接支払制度について(福岡県庁ホームページ )(外部リンク)