令和6年5月11日(土曜日)午後1時から、「令和6年度 カヌーサポーター養成講座」を駛馬地区公民館と諏訪川を会場に開催しました。
カヌーに親しむ人の裾野を広げ、また、駛馬地区公民館のカヌー事業を支援するボランティア団体「はやめカヌーサポーター会」の加入促進を目的としています。6人の申込みがあり、5人が実際に受講しました。講師は、「はやめカヌーサポーター会」の理事の皆さんが務めました。
開講式では、「はやめカヌーサポーター会」の出嶋(いでしま)会長が、カヌーサポーターの意義を含め、まずは自らがカヌーに親しみ楽しさを知ることが大切だと話されました。そのあと講師の紹介を行いました。
カヌーの基礎知識
1時限目は、カヌーの基礎知識についてです。
カヌーの歴史や使う道具、川の流れの危険な箇所、事故を未然に防ぐ留意点などについて学びました。
救急救命講習
2時限目は、救急救命講習です。
最初にDVDを見て概要を学んだ後、心臓マッサージの方法やAEDの操作についてマネキン人形を使って実習を行いました。
また、外のイベント広場で、救助ロープの使い方について実習をしました。初めてで慣れないこともあり、まっすぐロープが飛ばずに苦労した受講生が多かったです。
乗船実習
乗船実習では、一人一艇ずつ使い、先に学んだ知識を使ってカヌーの操作をします。
まず、パドル(漕ぎ棒)の使い方を確認します。
最初はなかなか思うとおりに進みませんが、受講生は慣れるのも早く、講師陣も「パドルの使い方がうまくなるのが早い」との感想。
後片付け
最後に、カヌーを川から引き上げ、洗って拭き上げたあと、倉庫に仕舞う作業について実習をしました。
受講生の感想(アンケートから)
・パドルの使い方が難しかったです。初めての体験でしたが風も気持ちよく、楽しかったです。
・乗船の楽しさと同じボリュームで準備と片付けの大変さを味わいました。自分にできることがあれば、仕事の都合がつく限りお手伝いさせていただきたいです。
・もう一度のってみたいです。
・AEDの使い方など知らなかったので大変勉強になりました。カヌーの楽しさも分かったので、今日はこのような体験ができてよかったです。