令和6年5月28日(火曜日)午後から、三池工業高校に入学した新1年生160人が、文化財や環境、企業、公共施設、eスポーツなどテーマごとに9グループに分かれ、まち歩き(フィールドワーク)を行いました。歩いたのは、中央地区公民館や勝立地区公民館、駛馬地区公民館のエリアです。
このうち駛馬地区公民館のエリアを歩いたグループは、文化財や環境がテーマでした。
前夜から降り続いていた雨が当日の朝まで残り、実施できるか少し心配しましたが、天気予報のとおり昼前には雨が上がりました。
出発の前に、ゲストティーチャーとして解説を担うボランティアの皆さんの紹介がありました。
環境がテーマのグループは、沿道の野草の特徴や可食性について学びました。
諏訪川についてや、生息する水生生物や鳥類についての説明も受けました。
リサイクル工場では、資源循環の大切さや、圧縮プレスされた回収資源の行き先や用途についての説明を受けました。
文化財コースでは、駛馬校区内に点在する文化財を中心にまち歩きをし、ボランティアの方から詳しい説明を受けました。
潜塚古墳の頂上にのぼったグループもありました。
学校に帰着した後は、ゲストティーチャーにきちんとお礼を言いました。
今回のまち歩きは、さまざまな体験や、生徒同士やボランティアとの交流をとおしてコミュニケーション能力を向上させ、生徒一人ひとりが諸課題に取り組む主体的な姿勢や自立の精神を涵養するために実施されました。
三池工業高校はユネスコスクールに加盟しています。今後も、学校と地区公民館との連携をとおして、本市の持続可能な地域づくりが進んでいくよう努めます。