火災による消火活動で消火栓を使用する場合、火災発生箇所周辺において、一時的に水道水がにごる場合があります。
水道水がにごる原因
これは、消火栓が水道の配水管に直結しており、消火栓からの放水により配水管内の水の流れが急激に変化することで、管の内側に付着している鉄分などがはく離することによって生じるものです。
にごり水を飲んでしまった
このにごり水を誤って飲んでしまった場合においても、人体への吸収率は低く、直ちに人体へ悪影響を及ぼすことはないとされていますが、飲用は控えていただきますようお願いします。
にごり水が出たときは
- 家の外側の蛇口、または、給湯器などにつながっていない蛇口から10分ほど水を流し、水に色が付いていないか確認をしてください。
- 1を行っても水に色が付いているときは、1時間ほど蛇口を閉めそのままお待ちいただき、その後、1の要領で再度確認をしてください。
- 2を行っても水に色が付いているときは、下記までご連絡ください。
・平日、午前8時30分から午後5時15分まで ⇒ 企業局上水道課 0944-41-2843
・上記以外(平日時間外、土・日曜日、祝日、年末年始など) ⇒ 企業局お客様センター 0944-41-2841 - 受水槽、家庭用浄水器、電気温水器(エコキュート)や貯湯式温水器などを設置されている場合は、にごった水がタンク等に入らないよう、流入弁又は元栓を閉めるなどの対応お願いいたします。
(にごり水に対する受水槽などの機器への対応につきましては、取扱説明書をご覧いただくか、機器を取り付けた業者、または、各メーカーにお問い合わせください。)
広報について
火災はいつ・どこで発生するかわかりません。
また、火災の大きさや現場の状況により使用する消火栓が大きく変わるため、にごり水発生の予測が難しくなり、広報・周知を実施する判断がとても難しくなります。
そのため、緊急突発的なにごり水に対する広報・周知については、特に、夜間に発生した場合などにおいては出来ない場合もあります。
ご理解とご協力をお願いします。