本市の年間の観光入込客数につきましては、観光庁策定の「観光入込客統計に関する共通基準調査要領」に基づき、歴史・文化に関する施設、スポーツ・レクリエーション施設などの観光地点や行祭事・イベント等への来場者数を各施設、主催者等に聞き取り把握しています。
大蛇山まつりの来場者数の把握方法を見直した平成30年以降の入込客数に関しては、令和元年の1,134,900人が最多となっており、新型コロナウイルス感染症拡大時の令和2年は466,700人まで減少しています。なお、行動規制が緩和されるようになった令和4年においては、664,800人となっており、少しずつ回復してきています。
また、大蛇山まつりにつきましては、新型コロナウイルス感染症が拡大した令和2年と3 年は、開催を見送っております。令和4年は、規模を縮小しての開催となり、来場者数は128,500人でした。通常開催となった昨年につきましては、322,200人と、平成30年以降で最多となっております。
さらに、世界遺産関連施設(宮原坑、三池港、旧長崎税関三池税関支署、三川坑跡、石炭産業科学館)につきましては、登録された平成27年の133,061人が最多となっており、新型コロナウイルス感染症拡大時の令和2年には、37,562人まで減少しましたが、令和5年の来場者数は、59,377人となりました。
令和5年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、人の動きが活発になってきていることから、市内観光施設の情報やイベント開催情報を、市公式観光サイト「おおむたOne plate」などで積極的に発信するとともに、今夏から撮影が行われることとなっている大牟田を舞台にした映画「オオムタアツシの青春」のロケ地巡りなど新たな観光商品の開発にも取り組み、交流人口の拡大を図ってまいりたいと考えております。