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甘木中学校で「ウールラボ」~日本毛織社員による出前授業~

最終更新日:

繊維の特徴を知り、衣生活を見直しました!

 甘木中学校では、家庭科の時間に日本毛織株式会社(通称社名 ニッケ)からゲストティーチャーをお招きして出前授業「ウールラボ」を行いました。このプログラムは、全国の中学・高校を対象にしたニッケ独自の環境教育プログラムで、社員の方が出向いて講師役となり、実験を交えながら繊維の知識や衣服の取り扱い方などを学んでいく内容になっています。

 授業では、生徒が日常着用することの多い、綿、ポリエステル、ウールを取り上げ、水を使って浸透性を調べる実験、生地の防しわ性を調べる実験、ライターを使って難燃性を確かめる実験をグループで行うことで、素材の特徴をつかむことができました。制服で使用されているウール素材に適した手入れ方法、SDGsの観点から、環境を意識した消費の仕方についても学習しました。

  • 糸のより方を指導する日本毛織の社員

    糸のより方を指導する日本毛織の社員

  • 生地に触れて素材を当てる生徒

    グループに分かれて生地に触れ、その素材を当てる生徒たち

  • 生地の浸透性を調べる実験

    生地の浸透性を調べる実験

  • 生地の難燃性を確かめる実験

    生地の難燃性を確かめる実験


  • 制服の手入れの方法についての説明

    ウールが入った制服に適した手入れの方法を説明する日本毛織の社員

  • 環境を意識した消費の仕方についての説明

    日本で年間15億着もの新品の服が捨てられている現状を知る生徒


 品質表示タグを見て1着の服を選び、大切に着ることが、持続可能な社会を創ることにつながるという学びを、ぜひ家庭でも共有してほしいと思います。

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