当社の前身である「有明組」(創業当時の屋号は「有明運輸店」)は明治32年に大牟田港・三池港での内航海運取次業および陸上運送業 として創業いたしました。その後、明治44年からは大牟田駅前に本店を移し、大正2年には石油製品(油蝋)の取扱業を、大正5年からは電気化学 工業株式会社大牟田工業内の荷役運搬業(内航海運・陸上輸送・通運事業)を、大正9年には製飴業を開始しました。昭和初期(戦前)には海外 にも拠点を有し事業展開しておりました。
昭和38年に有明生コンクリート株式会社を設立し、現在ではグループ全体で大牟田から熊本まで5工場、八代にコンクリート二次製品工場、和水町 に砕石山を有し、中九州地区において最大規模の生コン関連事業を展開しております。
昭和59年には、ポピー製紙株式会社を設立し家庭紙の製造・販売を開始し、平成19年に福陽製紙を買収したことで日産60万個のトイレット ペーパー製造が可能となり、九州第三位の生産量を誇っています。
昭和63年には、九州セラミックス工業株式会社を設立し、セラミックス工業製品及び強化磁器食器の製造を行っており、その製品は国内外に販売 されています。 セラミックス工業製品は、リチウム二次電池工場にも広く使用され、海外にも輸出しています。
平成22年より、食糧安保及び遊休地活用と雇用確保の観点から認定農業者を取得し、企業の農業(アグリビジネス)参入を行い、有明ファーム きのこ園(玉名市)にて椎茸を、トマト園(長洲町)で大玉トマトを栽培しています。また、地元食品業者に出資・支援を行うことで栽培・加工・ 販売をグループ企業で、一元化(農業の6次化)することが可能となり、トレーサビリティのとれる食の安心・安全を提供しています。
2020年にはトマトハウス20棟を増設し、SDGs(持続可能な開発目標)実現に取り組んでいます。
その他、関連会社にて不動産賃貸業や社会福祉事業(老人ホーム、介護事業、就労継続支援事業)も展開しております。
関連事業
1)自動車貨物運送業(一般・特定貨物運送業)、民間車検整備業
2)生コン・コンクリート二次製品・砕石製造業
3)製紙業
4)セラミックス工業製品・強化磁器食器製造業
5)農産物の栽培及び食品加工・販売業
6)不動産賃貸業・社会福祉事業
会社概要
【設立】1899年(創業明治32年)
昭和6年1月(現社名での登録年月)
【資本金】6千万円
(グループ総資本金5億円)
【従業員数】80名
(グループ総数550名 )
【代表者】代表取締役社長 田畑 和章
【関連会社】有明生コンクリート(株)
ポピー製紙(株)
九州セラミックス工業(株)
他十数社