急須でお茶をいれる体験をしました!
大牟田中央小学校5年生は、市内のお茶専門店「お茶の芳香園」から講師をお招きし、お茶のいれ方を学んだり、お茶を通して楽しくコミュニケーションを図ったりする学習を行いました。店長の松尾さんは、元看護師で、健康の大切さ、心の豊かさを伝えるために昨年度から市内の学校で「茶育」の出前授業を実践されています。農林水産省の「茶育プロジェクトメンバー」に登録しているお茶屋さんです。お茶は身近な飲み物ですが、急須を使ってお茶をいれるご家庭が少なくなっていることを危惧されています。
茶葉のお香をたいた教室は、いい香りで包まれ、心和やかに授業がスタートしました。お茶にまつわる豆知識として、お茶の種から出荷できる茶葉ができるまでに6年もの年月がかかり、茶葉一枚一枚に生産者の熱い想いと、たくさんの愛情が詰まっていること、緑茶のよさ等を松尾さんが話されました。その後、担任の本村先生がお茶のいれ方を説明し、全員で、急須でいれるお茶を味わう体験をしました。
松尾さんが、お茶にまつわる豆知識を紹介
担任が、お茶の入れ方を紹介
すべての湯吞に均等な濃さと量のお茶 をいれる様子
最後の1滴まで心を込めて注ぎました!
急須に入った最後の一滴までお茶を出し、じっくりとお茶の色や香り、味を楽しむことで自然とコミュニケーションが生まれました。ご家庭でもこのような時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
本日、市立の小・中・特別学校では終業式が行われました。1学期にお世話になった方々、保護者や地域のみなさまにおかれましては、各学校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。