近年、少子化の影響もあり、市職員採用試験の応募者が減少したことから、令和4年度から全国で受験可能なテストセンター方式を導入し、応募者数の確保を図っています。
しかしながら、専門職の一部では、応募者数が少なく、採用者数を確保できないこともあることから、今年度の職員採用試験から、通年募集を実施することとしました。
本市では、これまで、職員数の適正化の取組みを進めてきており、以前と比べ職員数は減少しています。
一方、近年では、豪雨災害やコロナ感染症への対応など、これまで想定できなかった事態への対応が必要となるとともに、公務員の定年年齢が段階的に引き上げられるなど、市行政を取り巻く状況は大きく変化しております。
こうしたことを踏まえ、今後の行政運営に支障を来たさない執行体制を維持することを目的に、定年年齢の引上げが完成する令和13年度までの職員数については、令和4年4月の職員数及び再任用職員数と同じ程度の職員数を維持する方針としています。
しかしながら、人材確保が厳しい中においては、今後も職員数が減少することも想定されますことから、民間活力の積極的な導入や行政DXの推進などの取組みを推進し、行政サービスの維持・向上を図っていくこととしております。
また、職員の能力を最大限に引き出すためには、職員一人ひとりがやりがいや成長実感を得られ、多様な働き方を受け入れる職場環境づくりが重要であると考えております。
このため、目標を共有し、誰もが話しやすく、助け合いながら、挑戦し、能力を発揮することができる職場を目指し、管理職のマネジメント研修を実施し、現在は、各職場において職場改善の取組みを実践しているところです。
今後とも、職員の皆さんと協力し、風通しがよく、いきいきと働くことのできる職場づくりを目指してまいります。
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