学校ESDを応援する公民館の役割を知る
大牟田市内には、7つの地区公民館があります。それぞれの地域の歴史や立地を活かして講座が開催されているほか、多彩な分野のサークル活動の場として多くの方が利用されています。
その一つ、手鎌地区公民館では「手鎌歴史の会」の方々が公民館を利用されており、手鎌小学校のゲストティーチャーとして子どもたちのために干拓の歴史や地域の歴史について教えていただいています。
8月27日(火)、2学期が始まって2日目の放課後、手鎌小学校の職員が手鎌地区公民館に集まり、手鎌地区公民館の役割について研修を行いました。
はじめに本村館長の案内で、建物の外観を見学し、「有明海」をテーマにデザインされた建物であることを確認した後、屋上から見渡せる海・山・田畑・市街の景色を楽しみました。また、フラダンスやパソコンに興味がある方々が集い、いきいきと学ばれている様子や、7地区公民館で唯一の陶芸窯等を見せていただきました。
次に、主事の方々から手鎌小学校の児童が多く参加した、夏休み期間中の子ども向け事業や地区公民館ができる学校ESDの支援について話を伺いました。先生方は、自分の担当する学年や委員会、クラブ活動等で、地区公民館と連携してどんな取り組みができそうか、イメージを膨らませながら研修を受けました。