橘中学校は改修をしなければ使えないため、2年間は田隈中学校を使うという話を聞きました。また、その際田隈中学校に駐輪場を増設するとのこと。
そもそも、田隈中学校の校舎を今後も使えば橘中学校のような大幅な改修は不要という反対の声を無視して進めたにも関わらず、結局田隈中学校の校舎を使う。駐輪場を増やすのであれば橘中学校の改修は税金の無駄遣いだと思う声は大牟田市役所内でゼロなんでしょうか。だとしたら市民の血税をなんだと思っているのでしょうか。
工事が始まった直後の今計画を見直し、田隈中学校の新しく綺麗で安全な立地で子ども達が学べることを選択するのが子ども達のことを考える選択じゃないでしょうか。
本市では、少子化が進展する中、21世紀を生きる子どもたちの教育環境の向上を目指して、令和元年11月に策定しました「大牟田市立学校適正規模・適正配置計画第2期実施計画」に基づき、学校の小規模化に対応した学校再編整備を進めています。
「第2期実施計画」の策定に当たっては、父母教師の会、市民公募、幼稚園・保育園、地域団体の代表等で組織する「大牟田市立学校適正規模・適正配置検討委員会」を設置し、諮問を行い答申を受けました。答申後の地域説明会等での意見・要望を踏まえ、第2期実施計画(案)を策定し、その後、第2期実施計画(案)に対する意見・要望を聴くため、地域説明会等の開催やパブリックコメントを実施し、「第2期実施計画」を策定いたしました。「第2期実施計画」では、一定の学校規模及び通学距離を考慮した、適正規模・適正配置の考え方を基本としています。
適正配置については、学校の再編や通学区域の見直しに伴い、通学距離が伸びることが児童生徒に及ぼす影響や通学路の安全等を考慮し、本市における学校の適正配置の基準を、中学校の場合は自転車通学を考慮し、概ね6km以内としています。これにより中学校再編後の学校の位置を橘中学校、歴木中学校、白光中学校としています。適正配置の面でバランスのとれた学校位置となっています。
現在、令和7年4月に開校する白銀中学校(現橘中学校)の施設整備を行っていますが、入札不調等により再編工事スケジュールを見直すこととなりました。短期間に集中して工事を進めるために、生徒・教職員の安全の確保および適正な教育活動の継続を最優先に考え、現橘中学校を空き校舎の状態にして、工事を行うことにしました。このため、令和7年4月から令和9年3月までの2年間、白銀中学校の仮校舎として現田隈中学校を使用します。
白銀中学校は、旧田隈中学校の校舎、設備等をそのまま活用しますが、旧田隈中学校には駐輪場がないため、新たに駐輪場の整備を行います。仮校舎の使用に伴う大きな改修等は、駐輪場の整備以外の予定はございません。駐輪場の整備については、仮校舎使用により通学距離が伸びて自転車通学も増えることから、生徒の教育環境の整備のために行います。なお、駐輪場上屋については、令和9年4月に白光・御木中学校に整備する予定のものを前倒しして仮校舎に整備を行うもので、仮校舎での使用後には、白光・御木中学校へ移設して再び使用する予定としています。また、整備に当たっては、設備および整備工法等の検討を行い、できるだけ事業費を抑え経費節減に取り組みます。
教育委員会といたしましては、今後も、より良い教育環境の向上に向けて、学校再編整備に取り組んで参りたいと考えております。ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。