令和6年9月6日(金曜日)、駛馬地区公民館と諏訪川で、駛馬小4年生2クラスがカヌー教室と水辺の生き物学習を行いました。
協力はボランティア団体「はやめカヌーサポーター会」と、「はやめにこにこ会」の嶋田雅俊(しまだ・まさとし)さんです。
まず最初に、「はやめカヌーサポーター会」の出嶋(いでしま)会長が、カヌーに乗るときの心構えや、乗船体験をとおして諏訪川を大切に思う気持ちをしっかり持ってほしいというような趣旨の話をされました。
生き物学習では、「はやめにこにこ会」の嶋田さんが、スライドを使って、諏訪川の水辺に生息する鳥類や魚類、植物について、その特徴などを話しました。また、外来生物種や(準)絶滅危惧種などについても分かりやすく説明しました。
嶋田 雅俊さん
カヌー乗船体験では、ライフジャケットと ヘルメットをつけた後、準備体操をしっかりします。
パドル(漕ぎ棒)の使い方や、カヌーを乗り降りするときの注意点について具体的に教えてもらいます。
4年生は、ほとんどの児童が3年生のときもカヌー乗船体験をしています。それだけに、漕ぐのも上手です。岸辺にぶつかって往生するようなことはありません。みんなとても楽しそうでした。
最後に、集まって記念撮影も行いました。
使ったカヌーは、みんなで協力して洗い、タオルで拭き上げます。
倉庫までカヌーを運ぶのも、力を合わせて児童が行いました。
終わりの会では、時間の関係もあり、児童を代表して6名ほどが感想を述べました。カヌーの楽しさだけでなく、「生き物学習でこれまで知らなかったことが学べた」「外来生物が増えすぎて生態系に悪影響を及ぼさないよう考えなければいけないと思った」「水の汚れが気になったが、木くずなどが多かった」など、しっかりした意見が多く聞かれました。