大牟田市小・中学校理科展の作品から、機械メーカーの視点で独創的なアイデアや興味深い研究を称えて!
三井三池製作所は、明治15年創業以来、長い歴史を積み重ねた老舗の企業です。製品を、顧客の要望に合わせてオーダーメードで提供する「100種100様のモノづくり」を展開しています。
大牟田市に住む子どもたちにモノづくりへの興味をもってもらい、また、同社の認知度を高めるため、この度、大牟田市小・中学校理科展に出展された481点の作品の中から優れた作品を独自に表彰する、「第1回 三井三池製作所 モノづくりコンテスト」を開催されました。
表彰基準は、「創意工夫により独創的なアイデアを形にした作品」、「熱意をもって創作されたチャレンジングな作品」、「完成度が極めて高く、優秀な作品」の3視点で、厳正な審査の結果、金賞2点、銀賞3点、銅賞5点が選ばれました。
10月18日(金)は、大牟田文化会館小ホールで午前中から三井三池製作所社内行事「第28回 新商品開発・生産性改善 成果発表会」が行われており、たくさんの社員の方々が見守る中、表彰式はその一部で盛大に実施されました。
はじめに、南條事務部長から表彰作品についてスライドを使って紹介があり、続いて吉田九州事業所長から開催趣旨の説明がなされました。次に、中村社長から受賞者一人一人に賞状と記念品「歯車をモチーフにしたクリスタルの置時計」と図書カードが渡され、「独自の考えで実験やデータを深掘りした興味深い作品ばかりで、どれもクオリティーが高かった。これからも、興味をもって日々の勉強に励んでほしい。」と祝辞を述べられました。
その後、受賞者を代表して、金賞を受賞した松原中学校2年生の松本 悠汰さんが「いつか僕も日本を支えるモノづくりの一員となれるよう、これからも精一杯頑張っていこうと思います。」と謝辞を述べました。
大牟田市の子どもたちにとって、身近な課題について仮説を立てて検証し、それをデータ化したり、データをもとに作品をつくったりすることは、モノづくりの視点にも通じ、また、進学や将来の夢にも繋がる大きな一歩になると思います。三井三池製作所のみなさま、このような機会を与えていただき、ありがとうございました。