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定例市長会見 令和6年10月23日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)大牟田市庁舎オープンデーについて

 市民の皆様に親しまれる市役所を目指すとともに、市役所周辺のにぎわいづくりを目的として、“大牟田市庁舎オープンデー”を開催します。


 市庁舎を開放し、市民の皆様に親しまれる市役所を目指すとともに、市役所周辺のにぎわいづくりを目的に、令和6年11月3日の日曜日、「大牟田市庁舎オープンデー」を開催します。

 今回のイベントは、1936年(昭和11年)3月に完成したレトロモダンな佇まいの市庁舎の建物を活用し、多くの方に市庁舎を見ていただき、楽しんでいただこうと企画したものです。

 議場におけるコンサートでは、午前中に三池高校邦楽部の皆さんによる琴の演奏、午後は、大牟田音楽家協会の皆さんによる歌や演奏が行われます。

 また、市庁舎見学会は、ガイド付きのツアーを午前、午後と2回行い、建設当時から残る大理石の階段や漆喰の壁、旧貴賓室のマントルピースいわゆる暖炉跡、戦時中の様子がうかがえる屋上の「防空監視哨や高射砲台座」などを見学することができます。加えてツアー以外の時間でも、自由に個人で見学できることとしています。

 さらに、大牟田市ゆかりの洋画家で、大牟田大使の大津英敏さんの作品や市庁舎の歴史がわかる写真の展示なども行います。加えて庁舎前の広場ではマルシェを開催し、飲食も楽しんでいただきたいと考えています。

当日は、大牟田駅から新栄町駅の沿線ぞいを中心に、大牟田商工会議所青年部主催による「まちいこ!ギャンフェス2024」や、JRウォークも開催されます。市内外から、多くの方においでいただき、是非、登録有形文化財の市庁舎にも足を運んでいただきたいと考えています。

記者クラブからの質問

(1)ほっとあんしんネットワーク模擬訓練について

 11月10日に開催される訓練の概要、訓練を開始した経緯やこれまでの訓練の成果や課題について教えてください。

 今年で第21回目となります「ほっとあんしんネットワーク模擬訓練」については、地域のネットワークなどを活用した情報伝達や声かけを行うもので、地域の連絡網を再確認し、日頃からの声かけ、見守りについて考える機会としていただくものです。

 この取組みは平成15年(2003年)に、駛馬南校区(現在の駛馬校区)で高齢者の行方不明による死亡事故が発生し、この事故をきっかけに「何とかしないと」という住民の意識がさらに高まり、校区住民、事業所、行政等多くの関係者で話し合いを重ね、平成16年(2004年)に校区独自の模擬訓練が始まりました。その後、訓練を行う地域が徐々に拡大し、市内全域での取組みとなっています。

 これまで継続して模擬訓練を実施してきたことにより、認知症という病気やご本人への理解、認知症の方への声掛け・見守りの重要性への理解が広がるとともに、地域での見守り体制が構築され、行方不明時の早期発見・保護につながってきています。

 一方で、これまで地域の活動に係わってこられた方が認知症になられ、周囲から多くの気遣いを受けるようになり地域行事に参加されなくなったという事例もお聞きしており、周囲の良かれと思った関わり方次第で、本人の生きづらさを生んでいる側面も見えてきました。このため、今後はまずは本人の声を聴き、他人事としてではなく、自分事として、共に地域で考えていく機会となるような取組みが必要であると考えています。


 今回の訓練では、外出役本人(認知症の人)がある目的地に向かって市内を歩いている途中、道に迷っている様子を見かけた場合、自力で目的地まで行けるよう、サポートする声かけの訓練を行います。

 この模擬訓練をとおして、日頃からの声かけや見守りについて個人個人が自分事として考えるとともに、認知症になっても尊厳をもった一人の人であり、まちづくりの「パートナー」であることへの理解を広げていきたいと考えています。こうしたことにより、「認知症の人とともに暮らすまち」、「誰もが安心して暮らし続けられるまち」を目指し、今後も取り組みを進めていきたいと考えております。



(2)今夏の熱中症発生状況について

 市内の搬送件数、近年の搬送件数の推移を教えてください。また、クーリングシェルターや涼みどころの利用状況や効果を教えてください。



 まず、本市における熱中症による救急搬送件数につきましては、過去3年間を見ると、令和3年が100件、令和4年が104件、令和5年が130件であり、今年は、131件発生しており、近年では増加傾向にあります。

また、搬送された方の症状については、重傷者が3名、中等症が61名、軽傷者が67名となっており、死亡された方はありませんでした。

 次に、クーリングシェルターにつきましては、危険な暑さにより熱中症による健康被害の発生防止が図られるよう、改正された気候変動適応法に基づき、本年5月に、民間の大型商業施設2施設及び7地区公民館など公共施設9施設の合計11施設を「クーリングシェルター」として指定いたしました。

 加えて、本市独自の取組みとして例年暑い日が続く7月から9月までの3ケ月間は、施設の協力もいただき、この11施設全てを「涼みどころ」としてご利用いただけるようにいたしました。


 今年度新たに発表されることになりました「熱中症特別警戒アラート」につきましては、4月24日の制度運用開始後、全国において一度も発表されなかったことから、法に基づいた「クーリングシェルター」の開設はありませんでした。

 一方で、「涼みどころ」につきましては、民間商業施設では買い物客との区別がつかないため人数の把握はできておりませんが、多くの方が涼しいなかで、くつろいでいらっしゃったと伺っています。また、公共施設では1日あたり約30人程度のご利用がありました。たいへんな猛暑となった今夏において、熱中症の発生防止に一定の効果があったのではないかと考えております。



(3)大牟田水害国家賠償請求事件について

 10月4日の弁論準備では、どのようなやり取りがされたのか。進捗状況、今後の見通しについて教えてください。




 令和6年10月4日(金)の裁判は、裁判所と各事務所をネットでつなぐWEB形式により、非公開(当事者のみの立会)で行われました。本市からは書証を提出し、原告からは第4準備書面及び書証が提出されております。

裁判所は、原告第4準備書面について、請求を基礎づける主張(請求原因)等を具体的に主張するように釈明を行い、原告は次回までにこれを準備する予定と聞いております。


 よって、次回は、原告の準備となります。次回期日は、令和6年12月20日(金)11時に指定されています。WEB会議方式により双方の主張を整理していく期日と聞いております。

 なお、具体的な内容については、現在、被告として係争中であるため、コメントは差し控えさせていただきます。

 次に、提出書面の提供に関しては、これまでも記者クラブからの依頼に基づき、書面を提出した当該裁判の閉廷後に提供させていただいており、今後におきましても、同様に対応させていただきたいと考えております。

 なお、今回の期日(10月4日)においては、本市からは準備書面の提出は行っておりません。



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