貴重な体験をこれからの生き方に活かして!
歴木中学校1年生は「福祉と生き方」をテーマに総合的な学習に取り組んでいます。
10月29日、福祉施設からゲストティーチャーを招いて、福祉用具体験や介護・福祉の仕事についてのグループワークを行いました。
はじめに、このプロジェクトの計画からご協力いただいている社会福祉法人 福因寺福祉会 延寿苑の社会福祉士 児玉さんから挨拶があり、続けて、社会医療法人親仁会 本部 まちづくり推進部の荒木さんから「介護の話」と題して、介護の仕事のやりがいについて話をしていただきました。その後、株式会社 Saita の斎田さんから、電動車椅子や歩行器などの様々な福祉用具の紹介があり、大牟田市社会福祉協議会の前原さんと迫さんからは、高齢者体験キットを使った疑似体験の説明がありました。
次に、生徒たちは、グループごとにローテーションしながら福祉用具体験を行いました。事業所の方々のレクチャーを受けた後、介助役、高齢者役になって、どのようなタイミングでどんな声かけをすると安心・安全にお互いが動けるかを確認しながら活動することができました。大変だったけれど、利用する人の気持ちが分かったという声が多く聞かれました。
午後からは、グループに分かれて、生徒たちが実際に訪問する施設の説明を受けました。施設の特徴や働いてる人の職種、利用者の状況や実施されているレクレーション行事等を聞き取り、模造紙にまとめたり、訪問時にやってみたいことやその準備について話し合ったりしました。
10月30日、それぞれの訪問先では、利用者や職員の方が生徒たちを大歓迎して迎え入れてくださいました。生徒たちは、これまでの学習を生かし、高齢と心を通わせる、貴重な体験をさせていただくことができました。お世話になった皆さま、ありがとうございました。
〈今回、お世話になった事業所〉
小規模多機能ホーム たかとりの家、白川病院 通所リハビリテーション まごころ、介護老人保健施設 さんぽ、米の山病院デイサービス、デイサービス結(むすび)、小規模多機能施設 くぶき、特別養護老人ホーム 延寿苑、デイサービスセンター りほーぷ、デイサービス ぷらいえ、(有)トータルライフケア リハビリ特化型デイサービス よかとこ、小規模多機能居宅介護 ひらばるの家
〈歴木中学校福祉体験事務局〉
三池地区地域包括支援センター、株式会社 Saita、社会福祉法人 大牟田市社会福祉協議会、介護予防・相談センター延寿苑、社会医療法人 親仁会 本部 まちづくり推進部