9日の模擬訓練前に、困っている人への寄り添い方について学びました!
大牟田中央校区まちづくり協議会主催の「大牟田中央校区ほっとあんしんネットワーク模擬訓練」が11月9日(土)に大牟田中央小学校のランチルームおよび校舎内で実施されます。その事前学習が6年生とその保護者を対象に体育館にて実施されました。
はじめに、小宮 武士校長からこの会についての概要説明があり、講師である大牟田市認知症コーディネーター、大牟田市立病院勤務の江川陽子さんが認知症について説明されました。
その後、子どもたちは、3つの場面を設定した寸劇を見ることで、認知症は脳の病気であり、徐々に物忘れが進むけれど、何もできなくなるわけではないことをしっかり理解しました。
声かけ訓練では、認知症の方にはどんな姿勢で話しかけたらよいかを確認した後、知り合いの高齢者が道に迷っていることを想定し、「一緒におうちに帰りましょう。」、「大丈夫ですか。一緒に行きましょうか。」、「案内しますよ。」等、目線を合わせて声かけができました。
最後に、高齢者の生きづらさ、生活のしにくさを少しでも助けるために、そして、みんなにやさしいまちになるように、このまちの一人として思いやりの気持ちをもってがんばってほしいと、民生委員さん、主任児童委員さんや講師の先生方からメッセージをいただきました。
子どもたちが教室に戻った後、9日(土)の大牟田中央校区ほっとあんしんネットワーク模擬訓練の打合せが行われていました。当日、地域住民であれば、どなたでも参加できるそうです。詳しくは学校の方にお問い合わせください。
また、10日(日)には、大牟田市全域で第21回大牟田市ほっとあんしんネットワーク模擬訓練が実施されます。普段からみんなが声かけ合えるようなまちを目指して、困っていそうな方がいたら、やさしく声をかけてみてください。