■眼科医による講座の様子 テーマ:「糖尿病と眼の話」 講師:小野眼科医院 院長 小野貴也氏 血糖値が上昇することで動脈硬化がすすみ合併症につながることや、糖尿病は全身の病気であり眼、脳、心臓、腎臓、神経などの合併症を引き起こすこと、眼の合併症と治療法などをお話しいただき、糖尿病について知らない人もわかりやすく学ぶことができました。また、予防のために健診が必要であることや、食事で気をつける点など、日常生活から取り組める内容を話していただき、予防についても学ぶ機会となりました。みなさん、熱心に先生の話に耳を傾け、「眼の話だけでなく、糖尿病の話も聞けて、大変役に立ちました。」(60代女性)、「日常生活を送る上で、もっと気をつけて食事をしなければと思いました。」(70代女性)との感想をいただきました。合併症を予防するためにも、血糖値が高い方は必ず眼科を受診しましょう。  
■理学療法士による体操 テーマ:「理学療法士によるいつでもできる簡単体操」 講師:筑後CDEの会の理学療法士 実演も交えながら講演していただき、ゴムバンドを使い、自宅で簡単にできる運動を体験しました。一緒に動いて参加された方から、「体操はその場で聞いてすぐできるぐらい簡単な体操でよかった。」(60代男性)、「無理なく続けられる運動が大切だと痛感した。」(70代女性)という感想をいただきました。実際に運動を体験することで、普段の生活で実践できる学びにつながったと感じています。 
■相談コーナー 担当医師:済生会大牟田病院 内分泌・糖尿病センター 岩屋智加予氏 無料相談コーナーでは、希望された方や血糖値が高かった方を対象に、糖尿病専門医による医療相談を実施しました。当日は、21名が相談され、「わかりやすい説明で理解できました。」、「病院に受診しようと思いました。」などの感想をいただきました。 
■ベジチェック測定(推定野菜摂取量測定) 手のひらをかざすだけで、日頃食べている野菜の量を見える化できる機器で、推定野菜摂取量を測定しました。野菜(特に緑黄色野菜)を食べると、野菜に含まれるカロテノイドが体に吸収され、やがて皮膚に蓄積します。その蓄積したカロテノイド量から推定野菜摂取量を判定しています。そのため、野菜をたくさん摂取することで測定値は上がります。また、野菜に含まれるカリウムは、食塩を体の外に排出し、血圧を下げる大事な働きをしています。野菜の摂取量が不足している方は、野菜摂取量を増やして生活習慣病予防に役立ていただければと思います。 
■野菜350g計量体験(食生活改善推進員が実施) 1日に必要な野菜の摂取量は350gといわれています。350gといわれてもあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。そこで、350gの野菜はどのくらいなのか、生の野菜で実際に計量する体験会を行いました。多くの方が想像よりも必要な野菜の量の多さにびっくりされていました。生野菜だと多いかもしれませんが、蒸したり火を通すとかさも減るので、1日の食事の中で、野菜摂取を増やす取り組みを無理なく取り入れてみましょう。 
■参加者の声 参加いただいた方より、感想をいただきました。 自分の健康状態を把握することができてよかった。(70代 女性) わかりやすく説明していただき、理解できました。(70代 男性) 気軽に無料で参加できてよかった。(50代 男性) 多くのアドバイスをいただき毎日参考にしたいと思います。(80代 女性) |