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白光中学校3年総合 ぷろじぇくとBright

最終更新日:

対話活動を通して「自分らしく過ごすこと」について考えました!

 卒業式まで残り一週間となった2月28日(金)の午後、白光中学校の体育館に3年生が集合しました。数日後に高校受験を控えている生徒たち、すでに受験が終わってほっとしている生徒たちを前に話をするのは、スクールソーシャルワーカー(SSW)・スーパーバイザー(SV)の高口恵美先生です。

 3年1組の生徒は、モデルとしてこれまでに数回、高口先生との対話の授業を経験しています。その授業で、「発言したら『うなずき』『あいづち』などの反応をしよう」、「誰かの良かったところや、誰かの発言で気付いたことはその場で伝えよう」等、グループワークのルールを自分たちで作成しました。この取組が学級づくりにとても有効であったことから、白光中学校3年生担当の先生方は、これから新しい世界に向かって羽ばたく生徒たちに、自分が不安になったとき、その不安に押しつぶされることなく人と関わりながら生きてほしいという願いをもって、この授業を計画しました。

 学校からの依頼を受け、高口先生は、まず、自分らしく自由に過ごすことと、自分勝手に過ごすことの違いについて話し、その後、今の世の中で、自分をコントロールしながら生き方をマネジメントできるように、友達との対話をとおして自分を見つめる時間を設定しました。

  • SSW・SVの高口先生から挨拶
  • 3年1組の担任からSSWの紹介

 グループワークのルールに則って、「今のあなたの『気分転換』や『はまっていること』を書き出し、紹介しましょう」、「あなたの『居場所』(どこで?誰と?何をする?)をメモして自分がほっとできる場を紹介しましょう」や、「新しい環境でどんな変化が起こりそうか、『わくわく要素』と『不安要素』を書き出し、対話してみよう」等、次々とミッションが続きました。4、5人のグループに他の学校担当のSSWや先生方が一人ずつ入り、生徒と同じように対話を楽しみました。人に話すことで自分の気持ちに気が付いたという生徒もいました。

  • 対話について話す高口先生
  • 個で考える時間
  • グループで対話する様子
  • お礼の挨拶をする生徒

 生徒たちが、これから進学したり社会に出たりとそれぞれの環境が変化するにあたって、しなやかな心をもって、お互いに尊重し合いながら、いろいろな人と対話を楽しんでほしい、自分の気持ちに向き合い、自分のことを知った上で誰かに気持ちを発信してほしいという、高口先生や他の先生方の温かい思いに支えられた授業でした。

 3月8日(土)は、市立中学校の卒業式です。

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