令和元年に策定した大牟田市ごみ処理基本計画(以下「前計画」という。)は、概ね5年ごとに見直すこととしており、令和6年度が中間年度であったため、計画の進捗状況や排出実態に応じた数値目標に見直し、目標達成のための新たな取組みの追加や既存の取組みを拡充しながら大牟田市ごみ処理基本計画《中間見直し》(以下「本計画」という。)を策定しました。
リサイクル率の実績と目標値

【新規】
リユースの活性化を図るため、先進自治体で取り組まれているリユース事業を運営する事業者との連携の検討や、福岡県食品ロス削減推進計画を踏まえて策定し、本計画に盛り込んでいる「大牟田市食品ロス削減計画」に基づき食品ロス削減の取組みを進めます。
1.リユース事業者との連携(51ページ)
2.『大牟田市食品ロス削減推進計画』に基づく取組みの推進(63ページ)
【拡充】
その他のプラスチックとして回収しているプラスチック類のうち、製品プラスチックの分別の促進のほか、事業所から排出される燃えるごみに多く混入しているリサイクルできる紙類について、分別徹底の取組みを進め資源化を促進します。
1.その他のプラスチックの分別促進(54ページ)
2.事業所から排出される紙類の資源化の推進(55ページ)
【変更】
前計画に基づき、新ごみ処理施設の処理規模や処理方式を決定し、業者選定を行ってきており、今後は、令和10年7月の供用開始に向けた取組みを進めます。
1.新ごみ処理施設の建設・運営(56ページ)
2.施設の安定稼働の継続と新施設への移行(57ページ)
【廃止】
前計画において、「調査・検討」を進めることとしていた下記の取組みについては、他市の導入実績や費用対効果など総合的に検討した結果、導入を見送ることとします。
1.大型生ごみ処理機の設置
※団地、マンションなどの集合団地に電動の大型生ごみ処理機を設置(貸与)し、多くの世帯が利用することで、生ごみの減量を図る取組み
(3)減量目標値の見直し
前計画の減量目標値と本計画の減量目標値の比較を下表に示します。
前計画の施策目標ごとの減量目標値

前計画と比較して、さらに530t多くのごみ減量を目指して取組みを進めます。
市民意見聴取の実施結果
大牟田市ごみ処理基本計画《中間見直し》(案)に対する市民等の意見を聴取するため実施した市民・事業所アンケート、パブリックコメント及び校区まちづくり協議会における意見交換の結果については、以下のとおりです。