各学校の担当者が学校安全の意識を高めました!
4月15日(火)、大牟田中央小学校で、市立学校の学校安全担当者の研修会を開催しました。「学校安全担当者」とは、国が平成29年に定めた「第2次学校安全の推進に関する計画」を踏まえて、各学校の校務分掌において位置付けられている、学校安全の中核となる教職員のことです。
研修会の前半は、「学校安全とは」と題し、文部科学省作成の資料に基づき、市教育委員会の指導主事が講話を行いました。
また、大牟田市消防本部 警防課から中小原さん、中富さん、小川さんを講師として招き、研修会後半は、体育館で救急救命講習を行いました。
参加者は、救急要請と心肺蘇生法の基本について学んだ後、胸骨圧迫の方法やAEDの使用方法について実技訓練を行い、次に、誤えんが発生した際の対応実技訓練を行いました。
実技訓練を通して、参加者は、担任として落ち着いて指示を出したり背部叩打法で応急処置をしたりする一方、意識がない場合には、一刻も早く救急要請をすることができるように、日ごろから訓練しておくことの重要さを確認しました。救急車が到着するまでの数分間、教職員が連携して心臓マッサージ等の心配蘇生を行うことで、救命の可能性は高まります。もしもの時に備え、今、できることは何かを一人一人考えることができました。
この研修を生かし、各学校では、管理職のリーダーシップの下、教職員が連携して学校安全に取り組むことができる組織体制づくりを進めていきます。