家族でおいしくいただきます!
上内小学校は、「ふるさとに誇りをもち、心豊かでたくましく、未来を拓く上内っ子の育成」を目指して教育活動を行っています。なかでも、総合的な学習の時間に上内農地水環境保全委員会の方々の協力を得て行う「たけのこ掘り」や「上内っ子米づくり」は、特色ある教育活動の一つです。
雨で延期したため、例年に比べて少し遅い実施となりましたが、5月2日(金)、6年生が上内農地水環境保全委員会理事の境 利広さんの山にたけのこを掘りに行きました。
ゲストティーチャーは、境 利広さん、農地利用最適化推進委員の松尾 則光さん、大牟田青年会議所の藤好 拓人さんの3名です。
児童は、イノシシ除けの柵の内側ですくすくと育っているたけのこを見て、歓声を上げました。境さんの説明に続き、松尾さんが手本を見せてくださいました。
6年生7名は、たけのこ掘り専用の鍬(くわ)を使って、教えてもらった掘り方どおりに、安全に掘っていきました。やっとの思いで掘ったたけのこを手に、担任の糸山先生から記念写真をとってもらう6年生の笑顔が印象的でした。コツをつかんだ子どもたちが、次々と新しいたけのこを見つけて、たけのこ掘りに挑戦する姿を見て、周りの大人たちは、「将来が楽しみ。」と目を細めていました。
たけのこの皮むき作業をする前に、藤好さんがたけのこを縦半分に切ってくださいました。子どもたちは慣れた手つきで皮をはぎ取っていました。家で皮むきの手伝いをしているという6年生が、「ここに手を入れて、ぐっと押しながらずらしていくと、すぐ皮がむけますよ。」と、私にもコツを教えてくれました。
上内小学校は、小規模特認校です。豊かな自然の良さを生かした体験活動、地域の良さを生かした交流活動が魅力の一つとなっています。今回の交流でお世話になった境さん、松尾さん、藤好さん、ありがとうございました。