「私たちのまち 大牟田を知ろう」
大牟田市では、平成23年度から小学6年生を対象に、市長による出前授業が実施されています。
関 好孝市長による「令和7年度 市長のまちづくり出前授業」は、6年度に実施されなかった小学校9校で実施されます。テーマは、「私たちのまち 大牟田を知ろう」です。大牟田市が炭鉱とともに発展し、日本の近代化に貢献した歴史などについて児童に理解を深めてもらうとともに、大牟田市への愛着をもってもらうことを目的として、高学年を対象に実施されます。
5月19日に倉永小学校、5月28日に吉野小学校で出前授業が実施されました。市長は、プレゼンソフトや動画を活用して、大牟田の世界文化遺産や大牟田市内の企業、大牟田の特産品、観光イベント等に関する取組等について、5・6年生の児童に分かりやすく話をされました。昔の人の努力があって、今の大牟田市があること、大牟田市の未来をつくるのは子どもたちであること、夢をもって努力してほしいことなどのメッセージが送られました。子どもたちは、市長の話を受け止め、大牟田のまちの歴史を理解し、大牟田の魅力を実感することができました。

児童代表の挨拶

関市長の自己紹介

大牟田の世界文化遺産についてのお話

石炭の活用法について質問に答える児童

大牟田市内の企業についてのお話

集中して話を聞く児童
今年度から、市長による講話に加え、「大牟田市子ども・子育て応援条例」で定める「子どもの視点や意見を反映させて子ども施策に係る取組を推進する」ため、市長が子どもたちの声を聴く時間が設けられました。事前に考えた意見を市長に直接伝えるもので、市長の母校である倉永小学校では、「通学路が狭いので、道を広くしてほしい。」「近くに図書館があると嬉しい。近いところで本を借りられるようにしてほしい。」、吉野小学校では、「新大牟田駅周辺がさみしいので、もっとにぎやかにしてほしい。例えば、市立図書館まで遠いので、新大牟田駅周辺の空き地に図書館を建ててほしい。」等の意見や質問が出ました。それらに対し、関市長は、実施可能なこと、検討したいこと、または、無理なことであれば、その理由を一つ一つ丁寧に回答され、児童も納得しながら聴くことができました。

倉永小学校「こどもの声を聴く取組」

吉野小学校「こどもの声を聴く取組」
今後「まちづくり出前授業」は、11月中旬までに7小学校(天領小学校・大牟田中央小学校・上内小学校・みなと小学校・銀水小学校・駛馬小学校・手鎌小学校)で行われます。
※関市長による「まちづくり出前授業」についてのお問合せは、秘書課(電話 41-2503)まで。
※意見発表「こどもの声を聴く取組」についてのお問合せは、子ども育成課(電話 85-6102)まで。