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定例市長会見 令和7年7月30日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)第63回おおむた「大蛇山」まつりを終えて

  第63回おおむた「大蛇山」まつりについて報告します。


 第63回おおむた「大蛇山」まつりについては、最終日に市内でガス漏洩(ろうえい)が発生し、まつりの一部を中止せざるを得ませんでした。急な中止により、市民の皆様をはじめ、まつりに来場された皆様、さらには、まつり関係者の皆様に大きな負担をおかけすることとなりました。まつりの来場者や関係者の皆様の安全を第一に考え、中止の判断を行ったところであり、何卒ご理解をお願い申し上げます。
 さて、今回のまつりでは、7月19日、20日に港まつりが行われ、ステージイベントや総踊り、そして、運営委員会や関係者の皆様方が作られたランタンで会場が彩られ、来場者の方は幻想的な夜を楽しまれました。
 また、26日の一万人の総踊りでは、今年9月に公開予定の映画「オオムタアツシの青春」のPR隊をはじめ市内の企業、団体など、それぞれ趣向を凝らした58のチームが参加し、大変な盛り上がりになりました。
 さらに、祇園六山巡行では伝統ある6つの山が集合し、その勇壮な姿を見せるとともに、子どもの無病息災を願って多くの方が「かませ」に並んでいらっしゃいました。しかしながら、翌27日の大蛇山大集合パレードは、途中で中止となり、大変残念な結果となりました。
これまで祭りの準備に向けご尽力いただいたまつり実行委員会の皆様をはじめ、まつりにご協力いただいたすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
 今後のまつりの在り方につきましては、今年のまつりの振り返り、検証を行うとともに、「まつりの将来を考える会」からの提言なども踏まえ、来年以降の安心安全で魅力的なまつりについて検討してまいりたいと考えております。

(2)令和7年度有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会総会について

  有明海沿岸道路の整備効果及び期成会総会の開催等について説明します。


 有明海沿岸道路は、平成20年3月に初めて大牟田インターから高田インター間が部分開通をしたのを皮切りに、現在大牟田市の三池港インターから佐賀県の諸富(もろどみ)インター間の29.2kmが開通しております。
 現在、工事中の諸富(もろどみ)ICから川副(かわそえ)(仮称)IC間の1.1kmの令和8年度の開通見通しについても先般公表され、着実に延伸が図られております。
大牟田市内における沿岸道路の交通量については、開通当初は約1万台/日前後でありましたが、延伸に合わせて増加し、現在、多い区間では2万台/日を超えるまで交通量が増えています。
 また、令和2年7月豪雨の際には、大牟田市内で大規模な浸水被害が発生しましたが、「有明海沿道路」は浸水の被害を受けず代替路として機能するなど、沿線地域住民の安全・安心を支える重要な道路としての役割を果たし、「いのちの道」として機能しました。
 近年、気象災害が激甚化・頻発化するなか、今後、沿線の各市町村においても同様の効果が発揮されるものと考えています。
 さらに防災面だけでなく有明海沿岸道路周辺では、立地条件を活かし企業や商業施設等が相次ぎ進出し、有明海沿岸道路の初開通以降、沿線地域へ企業、商業施設、大学など123社が進出・増設されるなど、地域活性化につながっているところです。 
 今後の整備により佐賀-熊本方面からの利便性の向上はもちろんのこと九州縦貫自動車道との連携により、九州各地へのアクセス向上が図られ産業振興など有明海沿岸地域における更なる経済効果が期待されます。
 加えて、先日本市で開催された大蛇山祭りにも、沿岸道路を利用し遠方からも多くの方に来場いただくなど、利便性向上に伴う様々な効果が今後も期待されると考えています。
 私としましては、有明海沿岸道路を最大限活用し、人流・物流を活性化させ、地域の振興を図って参りたいと考えております。
 なお、本年度は8月5日に有明海沿岸道路建設促進福岡県期成会総会を市内で開催し、国・県に対して有明海沿岸道路の更なる整備促進について要望を行っていくこととしております。

記者クラブからの質問

(1)参議院議員選挙の結果について

 参議院議員選挙の結果への受け止めと市政への影響についてお尋ねします。


 7月20日に行われた第27回参議院議員選挙におきましては、コメやガソリンをはじめとする物価・エネルギー高への対応や年金や少子化対策などの社会保障改革、あるいは、政治とカネを巡る問題など、多くの争点がありました。
 選挙結果につきましては、自民・公明連立政権が衆議院と同様、参議院においても過半数を割る、いわゆる「少数与党」となり、予算案や法案の採決には、野党への丁寧な説明により、より幅広い協力を得ることが欠かせない状況になったと認識しております。
 しかしながら、争点に掲げられた諸課題は、国民の生活に直結するものであり、政治的な空白を作ることなく、与党・野党がともに手を携え、国民の生活、そして、日本の将来のため、いま成すべきことにしっかりと取り組んでいただきたいと考えております。
 私としましては、今後も引き続き国の動向を注視しつつ、国の施策に適切な対応を図りながら、市民生活の安定に努めてまいりたいと考えております。

(2)オスプレイについて

 オスプレイに対する受け止めと今後の対応についてお尋ねします。


 九州防衛局の資料によりますと、「今年7月9日に佐賀駐屯地を開設の上、同日よりオスプレイを運用する輸送航空隊がこれまでの木更津駐屯地から移駐するとともに、同機体を順次移駐させ、8月中旬には移駐を完了する予定」とされております。

 今後の佐賀駐屯地におけるオスプレイ等の航空機の運用計画につきましては、今年の4月期において、佐賀市と佐賀県有明海漁協、JAさが、そして、柳川市との間における事前協議の結果、「運用計画について異議がない」旨回答がなされております。

 当該運用計画におきましては、「雲や雨などにより、視界が妨げられる気象状態下における計器飛行を行う際」、あるいは、「九州内の各演習場への飛行経路」の一例として、大牟田市の上空を飛行する経路イメージが示されておりますが、佐賀空港に配備後のオスプレイの飛行に関しましては、多くの自治体にも関係する、広域的な問題でありますことから、国の責任において、国民の不安払しょくに向け、しっかりとした対応を行って頂きたいと考えております。

 オスプレイ配備後の運用におきましては、飛行の安全確保を最優先に、万全を期して頂きますとともに、本市としましても、福岡県の情報連絡会などを通じて、必要とされる情報を把握してまいりたいと考えております。



(3)道の駅「おおむた」花ぷらす館について

 道の駅は指定管理者が変わったが、どのような状況かお尋ねします。


 道の駅「おおむた」花ぷらす館につきましては、(株)リフォルマを新たに指定管理者として指定し、その後、開店準備を整えられ、4月17日からフルオープンとなりました。

 令和7年4月から6月までの実績としましては、来館者数が、約39,900人、売上が約2,041万円となっております。

 新しく新しく指定管理者となった(株)リフォルマにおかれては、これまで農産品売り場として活用されていた場所を休憩スペースとして充実されたほか自由に弾けるピアノの設置など来館者へのおもてなしに力を入れておられます。

 あわせて、4月のフルオープン以降、スイーツ販売の充実をはじめ、花や植物の展示・販売の拡充、大牟田市商品開発販路開拓支援事業によって新しく作られた「大牟田みやげ」の販売開始、SNSでの積極的な情報発信などの新たな取組みも進められております。

 また、「道の駅」の魅力のひとつである、新鮮で安価な農産品等の品揃えの増加に向けて、農産物やお土産品の出荷者と継続して協議が行われるとともに、新たな商品の仕入れルートの開拓にも取り組まれております。このことにより、徐々に農産品等の品揃えの充実が図られてきております。

 新たな指定管理者の有するノウハウやアイディアを活かし、これらの取組みを着実に進めていただくことで、施設の魅力が高まり、市内外から多くの方に訪れていただく道の駅となっていくことを期待しています。

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