クイズラリーの答え合わせをしてみよう!
8月9日(土)に開催したゆめタウン「おおむた健康フェア」へご来場いただき」、誠にありがとうございました。
クイズの答え合わせをしてみましょう。正解はいくつありましたか?
それぞれの解説も載せていますので、ぜひご家族と一緒に読んでみてくださいね。
答えと解説
当日配布したふりがな付きの答えと解説はこちら
〈問題A〉
体中に酸素をはこんでいるのは『赤血球』である。
①はい ②いいえ
<問題A>の答え:①はい
〈解説〉
体中に酸素をはこんでいるのは赤血球です。
私たちの体には、「血液」が流れています。血液は血管という管の中を流れていきます。
血液の成分は3つの血球と血しょうからできています。1つ目の血球は赤血球で、体中に酸素を運んでいます。酸素を運びやすいように真ん中がちょっとへこんだ形をしています。この赤血球の赤で私たちの血液は赤く見えます。2つ目の血球は白血球で、私たちの体の中に入ったバイキンなどの異物を食べて攻撃します。3つ目の血球である血小板は小さいのですが、けがをした時、「かさぶた」をつくって傷口を塞いで止血する役割をしています。液体である血しょうは、栄養分を体の隅々まで運んでくれます。
〈問題B〉
正しい生活リズムのあいことばは、『おそね・おそ起き・朝ごはん」である。
①はい ②いいえ
<問題B>の答え:②いいえ
〈解説〉
・早寝・早起き
寝ている間に子どもの成長に欠かせない成長ホルモンなどが分泌されています。成長ホルモンは骨や筋肉を作ることを促したり、免疫力を高めたりします。寝不足や不規則な睡眠リズムはこうしたホルモン等の分泌に影響を与えてしまう恐れがあります。また、睡眠中に新しい知識の定着がされるため、不要な記憶を消去し、必要な情報は記憶されています。適切な睡眠をとっている子どものほうが、学力が高い傾向になるというデータもあります。
・朝ごはんを食べよう
朝ごはんを食べると、空っぽになった頭と体にエネルギーが補給され集中力がアップします。しっかりと栄養を補給して午前中からしっかり活動できる状態を作ることが重要です。また、朝ごはんのメリットは栄養補給だけではありません。よく噛んで食べることは脳や消化器官「早寝早起きのリズムをつけることにつながります。
〈問題C〉
からだじゅうの血管の長さをつなげるとどのくらいの長さになるでしょう。
①学校のグラウンド2周半
②日本2周半
③地球2周半
<問題C>の答え:③地球2周半
〈解説〉
血管は目に見える太い血管から(最大で500円玉大)、赤血球が通るのもやっとの細い毛細血管まであります。人体の血管のうち、95%は毛細血管で占められており、毛細血管は体の隅々にまで張り巡らされ、体中の細胞に酸素や栄養素・水分を運んでいます。そして細胞から出された二酸化炭素や老廃物などを取って、尿などとして体外に運び出します。
血管の長さは、全身に隙間なく広がっている毛細血管も足し合わせるとおよそ10万kmにもなり、地球2周半にもなります。
また、心臓から送り出された血液は、全身をめぐって30秒程で戻ってきます。
これは新幹線並みの時速200km以上にもなります。
〈問題D〉
血液をサラサラにするためのあいことばはどれでしょう
①おにくすきやね
②おさかなすきやね
③おやさいすきやね
<問題D>の答え:②おさかなすきやね
〈解説〉
健康を意識した食事を実践するためのキーワードで、特定の食材を組み合わせることで、血液をサラサラにし、健康増進に役立つとされています。
具体的には、血液をサラサラにしてくれる8つの食べ物の頭文字をつなげています。
「お」・・・お水は、体の中をきれい流してくれます。
「さ」・・・魚は、良質なたんぱく質、DHA、EPAなどが含まれ、血液サラサラ効果や骨や歯を強くします。
「か」・・・海藻は、血液をきれいにし、食物繊維もありお腹にも優しいです。
「な」・・・納豆は、ねばねばパワーで血液をサラサラにします。
「す」・・・お酢は、体を柔らかくしてくれ、体内ではアルカリ性食品として作用します。
「き」・・・きのこは、食物繊維があり便通を整えます。
「や」・・・野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維など健康維持に欠かせない栄養素です。
「ね」・・・ねぎやニラは、血液の流れをよくするわき役です。
これに、適度な運動や十分な睡眠も健康維持に重要です。