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福岡県の感染症流行状況

最終更新日:

福岡県内の感染症について

感染症が発生したとき、診断した医師は『最寄りの保健所』に届ける必要があります。


福岡県内の保健所「保健福祉(環境)事務所」

福岡市、北九州市、久留米市を除いた、県内の保健所はすべて福岡県の管轄です。

福岡県が管轄する保健所は「筑紫」「粕屋」「糸島」「宗像・遠賀」「嘉穂・鞍手」「田川」「北筑後」「南筑後」「京築」の9箇所あります。


福岡県の保健所一覧別ウィンドウで開きます(福岡県ホームページ)


大牟田市内で感染症が発生した場合は南筑後保健所に届け出します。


福岡県内で流行している感染症:令和7年第49週(令和7年12月1日~令和7年12月7日)

福岡県内の感染症の発生状況は県のホームページよりご確認いただけます。

最新の情報は毎週木曜日のお昼前に更新されるため、その情報を基にこのページも更新します。

福岡県感染症情報別ウィンドウで開きます(福岡県ホームページ)

 インフルエンザ(※警報)

福岡県内でのインフルエンザの定点あたり報告数が『 65.56』 となり、警報(※)が発表された先週(48.87)より感染が拡大しています。

(※大きな流行が発生または継続しつつあるとされる基準値:1 定点医療機関当たりの報告数 30)
また、大牟田市を管轄している南筑後保健所管内でも定点あたり報告数が(51.89)と多くの感染が確認されています。

平日夜間・休日の当番医は診療している医療機関の数が少なく、提供できる医療資材の数も限られています。
混雑を防ぐために医療機関は平日の日中に受診しましょう。

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
お子様ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では細菌による肺炎を伴う等、重症になることがあります。

主な症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状も見られます。

以上の症状が現れた場合は、早めにかかりつけ医等の地域で身近な医療機関に電話で相談しましょう。
インフルエンザと診断された場合は、外出を控え自宅等で療養しましょう。

感染経路

インフルエンザの感染経路は飛沫(ひまつ)感染接触感染があります。
・飛沫感染:感染した人が咳をすることで飛んだ、飛沫に含まれるウイルスを、別の人が口や鼻から吸い込んでしまい、ウイルスが体内に入り込むことです。
・接触感染:感染した人が咳を手で押さえた後や、鼻水を手でぬぐった後に、ドアノブ、スイッチなどに触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあります。その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻、口に再び触れることにより、粘膜などを通じてウイルスが体内に入り感染します。

感染予防、感染拡大防止のため、手洗いの励行、適切なマスク着用、こまめな換気、咳エチケット等に努め、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。

予防・治療法

インフルエンザは予防接種や抗インフルエンザウイルス薬により重症化を防ぐことに効果が期待できます。
インフルエンザワクチンによる予防接種は効果が現れるまでに2週間程度の期間を要しますので、早めの予防接種をご検討ください。


百日咳

百日咳菌の感染によって、特有のけいれん性の激しい咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性の気道感染症です。
乳児期に感染すると重症化しやすく、肺炎・脳症を合併し、まれに死に至ることがあります。
全国で感染者が増大しています。
以下の症状が現れた場合は医療機関へご相談のうえ、受診してください。


主な症状

全期間で3期間に分かれ、2~3か月で回復すると言われています。

  1. カタル期(約2週間持続):かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて激しくなります。
  2. 痙咳期(カタル期の後に約2~3週間持続):次第に特徴のある発作性けいれん性の咳(痙咳)となります。夜間の発作が多いとされていますが、年齢が小さいほど症状は多様となります。乳児期は特徴的な咳がなく、単に息を止めているような無呼吸性発作からチアノーゼ(顔・唇・爪の色が紫に見えること)、けいれん、呼吸停止と進展することがあります。また、肺炎や脳症の合併症を引き起こす恐れがあり注意が必要です。
  3. 回復期:激しい咳は次第に減衰し、2~3週間で認められなくなります。成人の場合は咳が長期間にわたることがありますが、典型的な発作性の咳を示すことはなく、やがて回復に向かいます。全期間で2~3か月で回復します。

感染経路

鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染。
感染者との接触による接触感染。

予防・治療法

ワクチン(五種混合・三種混合)が有効な予防法とされています。定期接種の対象者は早い時期の接種をご検討ください。
生後6月以上の者は抗菌薬による治療が検討されます。また、咳が激しいときは咳止め等の対症療法が行われる場合があります。
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