文化財の専門家から話を聞き、校区の歴史にふれました!
上内小学校は令和7年度に創立150周年を迎えます。11月に開催される記念式典を前に、6年生の児童は、総合的な学習の時間「ふるさとをいつまでも」の学習で、地域の魅力について学んでいます。
10月14日(火)には、大牟田市企画総務部 世界遺産・文化財室の宮本 博喜さんを講師に迎え、縄文時代から近代にかけての上内の歴史、地域に残る史跡・遺跡についてお話を伺いました。その後、実際に地域のフィールドワークを行いました。フィールドワークでは、上内八幡宮や湯谷・柳河領境界石、𠮷ヶ谷堤などを訪れ、宮本さんから現地で詳しい説明を受けました。児童は、当時の人々の生活や気持ちに想像を巡らせながら、写真を撮るなどして記録に残しました。

フィールドワーク前の講話

上内八幡宮

湯谷柳川領境界石

𠮷ヶ谷の大堤

上内立花内膳家墓地

岡天満宮
また、宮川早生温州みかん普及のために上内の産地を開墾して作られた「橘香園」では、3代目園主の立花 民雄さんが、品種改良による早生みかん誕生の秘話や斜面に積み上げられた石垣の説明をしてくださいました。

橘香園の石垣前
初めて学んだ内容に、児童からは「上内にこんなに素晴らしい歴史があったとは知りませんでした。自分たちも大事に守り、後世に伝えていきたいです。」という感想が聞かれました。
児童の心にふるさとを愛する心を刻んでくださった宮本さん、立花さん、ありがとうございました。