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玉川小学校 米作りに挑戦 ~古代米の収穫~

最終更新日:

「いちのたんぼの会」の皆さんのサポートを受けて、心を込めて収穫しました!

 玉川小学校では、地域の自然や環境に親しみ、地域の方々の努力や思いを知り、地域に誇りをもつ子どもを育てることを目的に、さまざまな体験活動を行っています。
 5年生は、通称「山下さんの田んぼ」で米作りに挑戦しています。田んぼの所有者である山下さんは、「いちのたんぼの会」のメンバーで、化学肥料や農薬を一切使わない自然農法に取り組んでいます。ジャンボタニシの生態を活用し、稲の食害を防ぎながら除草する方法で、美味しいお米を育てています。
 7月2日の田植えから125日後の11月4日(火)、5年生は香り米と赤米の稲刈りを体験をしました。鎌の使い方を習った子どもたちは、ザクッザクッと心地よい音を立てながらリズムよく稲を刈り進めました。刈り取った稲は、束ねて干し竿にかける「稲架掛け(はざがけ)」を行い、天日干しの準備も整えました。
  • 稲の借り方を教えてくださる田中さん
  • やさしく個人指導してくださる いちのたんぼの会のメンバー
  • はざかけについて教えてくださる田中さん
  • 一束のわらを3:7に分ける児童

 続いて、子どもたちは脱穀体験を行いました。2週間前に収穫し天日干しした黒米を、70~80年使われている足踏み脱穀機で慎重に脱穀し、ふるいで選別しました。残った茶色の籾は、わらとともに肥料として活用されます。
  • 脱穀の準備をされる いちのたんぼの会のメンバー
  • 慎重に脱穀する児童
  • ふるいに挑戦する児童
  • 田中さんの作業を見守る児童

 その後、山下さんのご自宅で籾すり機を使い、黒米の籾を玄米にしました。茶色の籾から黒いお米が現れる様子に、子どもたちは驚きの声を上げていました。
 最後に、精米体験を行いました。玄米を精米機に入れると、ピカピカの米粒と香ばしい米ぬかが出てきました。
  • 籾すり機で籾から玄米に変化する様子を見守る児童
  • 玄米を精米することで米粒と米ぬかが出てくることを知る児童

 このような貴重な体験を通じて、子どもたちは米作りの過程を深く学ぶことができました。ご協力いただいた「いちのたんぼの会」の皆さま、本当にありがとうございました。

《お世話になった「いちのたんぼの会」の皆さま》
 樋口 茂敏さん 小森 昭人さん 田中 隆基さん 山下 公一さん 田中 英樹さん
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