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定例市長会見 令和7年12月1日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)12月補正予算(案)における主な事業について

  本市の令和7年度12月補正予算(案)について説明します。


 本日は、12月市議会定例会の補正予算案のうち、主な事業の概要について、ご報告いたします。
 補正予算の総額については、災害に強いまちづくりのための経費を中心に、2億3百万円余りを提案させていただくこととしております。
 具体的には、歴木地区の浸水被害軽減を目的として実施するオンサイト貯留浸透施設の整備、公共土木施設の災害復旧工事や認知症施策を検討する予算など計上しております。
 それでは、資料に基づきご説明いたします。
 なお、お手元の資料では、主な事業を抜粋しているため、金額の合計が一致しないところがありますので、ご了承ください。
(※以下、資料に基づき説明)

記者クラブからの質問

(1)全国各地で散発している道路陥没問題についての対応

 市で管理を行っている道路の陥没状況についてお尋ねします。


 本市が管理している市道は、令和6年度末現在で、路線数2,220本、総延長約653kmです。
 これらの道路については、職員による日常パトロールと市民からの通報により陥没等の異常を把握しているところです。
 日常パトロールでは、職員が巡回時に路面の凹凸やひび割れなどの異常を現場で確認しています。
 過去3年間の本市における市道及び市管理道路の陥没件数は、平均で1年間に約50件となっています。
 これらの状況としましては、深さが概ね10 cm程度の小規模なものが多く、その発生場所と原因としましては、道路に隣接する水路や側溝の破損等により土砂や水が流出し、地下に小規模な空洞が形成されていた事例が多く見られています。
 これらを放置しておくと空洞の規模が拡大し、重大な事故へつながる恐れがありますことから、こうした状況が確認された場合には、時間外・休日を問わず、職員が現地調査を行い、専門事業者の協力も得ながら、原因を特定したうえで速やかに復旧を行っております。
 また、上下水道管路に起因した道路陥没の原因につきましては、上水道は管からの漏水、下水道は管の破損によるものなどが想定されます。
 このため、上下水道の管路につきましては、老朽化した管路の漏水調査や管路内部からのTVカメラ調査、また目視による点検を実施し、異常が発見された管路については、随時修繕を行うとともに、計画的に改築工事を実施しています。
 なお、管路の調査結果によっては、必要に応じて地上からのレーダ調査や掘削による空洞調査も実施しているところです。
 なお、かつて、地下に掘られた炭鉱の坑道に起因する陥没は、近年、確認されておらず、今後も発生する可能性は極めて低いものと考えております。




(2)市庁舎整備について

 「市庁舎整備基本計画等発注者支援業務」公募型プロポーザルの最優先交渉権者が決定したと発表されているが、今後のスケジュールについて改めて伺います。


 「庁舎整備基本計画等発注者支援業務」の委託先につきましては、8月に最優先交渉権者を決定し、9月初旬に契約締結を行いました。
発注者支援業務の委託者とは、いわゆるコンストラクションマネジメント(CM事業者)と呼ばれるもので、基本計画・基本設計の各段階において、スケジュールやコスト等の妥当性を確認し、市が専門的知識を要する意思決定をする際の助言や情報整理などの支援業務を行うものです。
 今後、CM事業者を活用しながら、年内に基本計画等の策定事業者の公募を開始し、来年度中に基本計画を策定したいと考えています。

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