4つの習慣
1.寝たばこは絶対にしない・させない
寝る前の喫煙を止める・させないことで、布団・寝具周りの火災リスクを低減します。
2.ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
石油ストーブ・暖房器具の周囲は清潔に保ち、布類・紙類などを遠ざけましょう。
3.こんろを使うときは火のそばを離れない
調理中は必ず見守り、離れる時には火を消す習慣をつけましょう。
4.コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
定期的な清掃と不必要な差し込み口の使用中止で火災リスクを減らします。
年末の大掃除などを利用してお家の中を確認しましょう。
6つの対策
1.火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロ等は安全装置の付いた機器を使用する
安全機能付き機器を選び、取り扱い説明書を確認しましょう。
2.火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
警報器の定期点検と寿命管理を習慣化してください。
3.火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具・衣類・カーテンは防炎品を使用する
整理整頓と防炎素材の使用で延焼リスクを低減します。
4.火災の小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく
家庭用消火器の設置場所を決め、使い方を家族で確認しておきましょう。
5.お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく
バリアフリーを含む避難計画を家庭内で共有し、役割分担を決めておきます。
6.防火防災訓練への参加、個別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う
地域の訓練や防火活動に参加して、周囲と連携を深めましょう。
▽石油ストーブ「15. 火災を防ぐ5つのチェックポイント」(NITE オフィシャルより)▽
▽住宅防火 いのちを守る 10のポイント(消防庁動画チャンネルより)▽
空き地及び空き家の火災予防について
近年、全国で発生している火災原因の多くを占めるもののひとつに「放火又は放火の疑い」があり、大牟田市内でも空き家からの火災が発生しています。
空き家からの火災は、発見が遅れ周囲の住宅などにも延焼し大きな火災に至ることもあります。
大牟田市火災予防条例では、放火、火遊び、たばこの投げ捨て等による空き地又は空き家の火災を未然に防ぐため、所有者や管理者の方に対して火災予防上必要な措置を講じるよう規定しています。また、火災以外にも空き家等を放置することで生まれるリスク(建物倒壊、生活環境の悪化など)がありますので、注意が必要です。
大牟田市火災予防条例第24条
(空地及び空家の管理)
第24条 空地の所有者、管理者又は占有者は、当該空地の枯草等の燃焼のおそれのある物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
2 空家の所有者又は管理者は、当該空家への侵入の防止、当該空家の周囲の燃焼のおそれのある物件の除去その他火災予防上必要な措置を講じなければならない。
放火されやすい空き家の状況
- 家の様子が外から見え、人の気配がない
- 人の出入りがない
- 敷地内、建物内に誰でも入ることができる
- ドアや窓が壊れ開いている
- 新聞紙や雑誌などのゴミが散乱している
具体的な管理方法
(空き地の管理)
- 雑誌や枯草などは刈り取るなどして適切に処理しましょう
- 木くず、紙くずなどの燃えやすいものは、置かない(放置しない)ようにしましょう
- フェンス等で周囲を囲みましょう
(空き家の管理)
- みだりに出入りができないよう出入口は施錠しましょう
- 燃えやすいものを周囲に置かない(放置しない)ようにしましょう
- ゴミや雑誌などをなくし、管理が行き届いていることをアピールしましょう
- ガスや電気は確実に遮断し、危険物(灯油など)は置かないようにしましょう